スカイラウンジより愛(とか)をこめて

最近引っ越しをしまして、恵比寿に暮らすようになりました。

実家は都心でないし、これまで一緒に住んでいた高田馬場も決して都会というわけであなく、人生で初めて「都会にすんでいる僕は」と感じております。今日は、テレビをつけましたら「ぐるナイ」の再放送がやっておりまして、いつものように豪華な食事が並んでいたわけですが、場所が東京ウェスティンホテルの「舞」という日本料理屋で、自宅から3分ほどで行けるとこでした。ちなみに、一番近いスーパーは三越百貨店です。

そんなわけで、出来心が揺れ動いたときには、ウェスティンホテルの最上階のラウンジ「スカイラウンジ」で一人物思いにふけっています。

隣の若いマダムは子どものかわいさをテーマにアフタヌーンティーセットを楽しみ、もう片方の隣では、エグゼクティブな男性4人(30代後半)が、ミックスジュースを飲んだり、シガーを嗜みながら、わたしには分からない用語でウン百万の何かを買うか買わないかの話をしています。
一方、わたしはと言いますと、貧乏人に見えないように精一杯のオシャレ(アイロンかけたチノパンを履けばなんとかなるだろ、と思っていました)をし、コミュ障に見えないよう精一杯のアイコンタクトでボーイを呼び、バカ舌と思われないように必死でホットチョコレートを頼みました(金額を見て寒気が走ったのです)。

「コスパ」という言葉を使えば、スタバでも同じようなことはできますし、なんなら自宅でやったほうが気楽でより美味しいものが作れかもしれません。しかし、自分の性というべきか、ときおりこういう「無駄」が楽しくなるのは何故でしょうか。若いマダムが子ども用のおもちゃを買いに席を外しました。シガーの香りが強く香っています。