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「早いもので」という言葉が、あるタームをまとめるときの枕詞になることを、日記を書くとよくわかりますが、早いものでもう2月が終わりました。今月も、出したものと入れたものを箇条書きで。

2015年2月の活動

ブログ5選

制作

「食べる政治」さんで、連載を始めさせていただきました。

2015年2月のインプット

テレビ番組

『R-1ぐらんぷり2015』(2/10放送)

じゅんダビの優勝はなかなか感動しましたが、10数年にわたる不安がついに吹き出したような記事になりました。準決勝のレポートから3つも書いたので、なかなか臨場感あります。

__2015年「R-1ぐらんぷり」準決勝レポート

__2015年の「R-1ぐらんぷり」は、見なくていいかもしれない

__R-1のアイデンティティ―『R-1ぐらんぷり2015』感想と批評

『水曜日のダウンタウン』

謝罪が面白い、ってどういうことだよ!

という気持ちで、下の記事を書きました。あとは大食い柔道おもしろかったですよね。チェスボクシング(将棋ボクシング)が好きだったので、当然ながら笑ってしまいました。

__『水曜日のダウンタウン』、何が起きても笑ってしまう説

『ナカイの窓』(2/11、2/18放送)

山里ドッキリ回、ゲストMC総出演回。山里のドッキリはよくわかりませんが(笑)、そのあとのゲストMC同士のトークがすごい面白かった。『アメトーーク』で一時期「笑いの裏側」を解説するような時期があったように覚えていますが、現在これをやってくれる番組は『ナカイの窓』ぐらいでしょうか。

『ネリさまぁ〜ず 2nd SEASON』(1/31放送)

さまぁ〜ずが活躍するかどうかは、側にいる女性によって決まると言っても過言ではないような気がしています。『Qさま』の優香しかり、『神さまぁ〜ず』シリーズの青木アナしかり、『さまぁ〜ZOO』の小島瑠璃子しかり、『モヤモヤさまぁ〜ず』の大江アナ、狩野アナしかり。

『ネリさまぁ〜ず』では、愛菜のブレイクがあり、この2nd SEASONではついにサトミキが覚醒。絶対に面白くあり続けるだろうと確信しています。

『オサレもん』(2/3放送)

両者「オサレ横綱」であるチョコプラとシソンヌの対決がありましたが、これをどう見たらいいのか、いまだにわかりません。「夢の対決!」ではないけれども、番組内では持ち上げている。視聴者と番組側の乖離があるように感じています。

『きょうの料理』

小林カツ代先生による、「クラシック」な時短メニューが本当に素晴らしい。自分のつくる肉じゃがは、先生仕様です。

音楽

在日ファンク『笑うな』

日本人によるファンクの最骨頂!

原点回帰をやることが一番先鋭的だとは思っていませんでした。とくに「脈」、「不甲斐ない」、「笑うな」あたりのミドルテンポなファンクは、自分がこれまで求めていたものをくれました。昨年発売のアルバムですが、個人的には今年一番の名盤です。

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Jay Prince『BeFor Our Time』最近のヒップホップの雰囲気(非スクエアなリズム、ローファイ、メロディアスなラップ、遅いBPM、メロウな音使い、パッド、など)がたくさん入っていて。嫌味なく「いいね!」って言えるアルバム。おもわず記事を書きました。

__[【レビュー】Jay Prince『BeFor Our Time』](http://koboriakira.com/2015/02/08/744/“【レビュー】Jay Prince『BeFor Our Time』“)

Joey Bada$$『B4.DA.$$』

上に紹介したJay Princeと異なり、ビギーのような王道ヒップホップ(とくにリズム面で)。「O.C.B」(Only Child Blues)は美メロなラップで感動しますし、「Curry Chicken」で盛り上がらない人はいないでしょう。まさしく「良いアルバム」です!

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Mary J. Blige『The London Sessions』

新作を聴くたびに、「けっこう攻めるなー」と感じるメアリーさん。リード曲の「Pick Me Up」は、普通に好きなナンバーでした。 [amazonjs asin=“B00TSOOSOI” locale=“JP” title=“London Session”]

D’Angelo & The Vanguard『Black Messiah』

土着的なネバっこいグルーヴの上に、さらにネバっこいボーカルが乗る。背脂たっぷりなラーメンのようですが、胃もたれしないのは、麺や具がアッサリしているからか。つまり、音数は意外とシンプルですよね。その中でも「The Door」は名曲。「ネオカントリー・ヒップホップ」とでもジャンルづけましょうか。

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w-inds.『FANTASY』

ブログに色々と書いています。

また、一番下の記事は、橘慶太さんにも言及してもらいまして。以前は緒方龍一さんにもツイートしてもらったり、本当に恐れ多いというか、インターネットによる送り手と受け手の距離感を自然と考えることになります。mp3で買うのが一番良いと思いますが、ブツとして買いたいなら「Million Dollar Girl」収録の初回盤Aでしょう。

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櫻田潤『たのしいインフォグラフィック入門』

まだ本書の内容を体得していないので断言は難しいですが、何度か読んだかぎりは素晴らしい書籍です!

「絵の下手な人間」がどうやって図解をしていけばいいか、そのキッカケを与えてくれて、かつ手順も教えてくれます。願わくば、「っぽく」見える裏ワザみたいなのも書いてあると最高だったか(絶対にあると思うんですよね)。

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和田文夫、大西美穂『たのしい編集』

もともと教育系の編集プロダクションで働いていたこともあり、退職してからはライターの仕事を少し始めました。ただ、参考書の編集と記事の編集はまったく異なるものなので、いわゆる「編集」のことを勉強しないといけないなと感じていたところ、そういった気持ちに一番寄り添ってくれたのが本書。上の書籍と合わせて、今月はこれらの「たのしいシリーズ」を読みまくりました(笑)。

「技術」と「姿勢」の両面からアプローチしてくれる本書は、はじめて編集をやる人から、あらためて編集について向き合ってみる人まで、編集に関わる人なら誰でも読んでおきたいコラムばかりです。表紙のユーモアにも感心。

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穂積 和夫『絵本アイビー図鑑』

「待望の!」と言うべきでしょうか。古本屋でしか手に入らなかった『絵本アイビーボーイ図鑑』と『絵本アイビーギャル図鑑』を、コンパクトにまとめて直した本書は、まさしく「一家に一冊」というか、ファッションに興味の無い男性こそ手元に置いておきたいアイテムです(アイビーが好きなら『TAKE IVY』と合わせて所持したい)。

とくに現代は、雑誌も読まず、ネットのちょっとしたサブリミナル的な情報から服を買ったりすることが多いと思うので、こういった書籍は非常に重要。

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映画

『劇場版 BiSキャノンボール2014』

衝動に突き動かされて鑑賞しました。アイドルとAVに関しては、「BiSを知らない」、「キャノンボールを知らない」、「恵比寿マスカッツは知ってる」という具合ですが、一言で言えば「純粋なる失敗作」という感じでしょうか。満足する人はいないけれど、何かしら考えさせるものはある映画です(「映画」では無いと思いましたが)。


Kobori Akira

IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
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