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[「I’m all yours」 | w-inds. 歌詞/コード検索サービス |楽器.me](http://gakufu.gakki.me/m/?p=N04572&k=m2) 上のページを参考に、w-inds.「I’m all yours」のコード進行を学んでみた。とても良い曲なのでなにかしら得たい、という初期衝動から。

実際に弾いてみた感じは全く違和感無いので、多分合ってるはず。キーはAメジャー。

【Aメロ】

ⅣM7(9) / - / ⅤonⅥ / - / ⅣM7(9) / - / Ⅲm7onⅥ / Ⅵ /

Ⅳから始まるのは、自分の好きなパターン。 3小節目でⅤに進むが、ベースラインは9thの音。これはよくあるのだろうか。

同じように考えると、7小節目のベースは11thの音になっている。Ⅵsus7(9)とも読めるけれど、どうだろうか。

【Bメロ】

ⅣM7(9) / Ⅲaug7 / Ⅵm7(9) / ⅢonⅡ Ⅱ7(9) / Ⅱm7 / Ⅰ7(9) Ⅶ7(9) Ⅶ♭7(9) / ⅠM7 Ⅱm7
Ⅲm7 ⅣM7 / ⅤonⅦ Ⅴm7onⅠ Ⅰ7(9) /

2小節目は3小節目のドミナントモーション。augにするのはよくあるようだ。

4小節目は、ベースラインが4度で進行している。ⅠonⅡ(いわゆるFonGみたいな)なら分かるけれど、7thをベースに落とすのはあまりやったことが無かった。ベースラインを重要視すると、また違ったものが作れそう。

5小節目のような、前の小節をマイナーコードに差し替えるのは自分じゃ浮かばなかった。

6小節目は、7小節目に向けて滑らかに落とすような進行。Ⅶ♭7からドミナントモーションでⅢ♭に進むわけではない。

7〜8小節目は、メロディとリズムに合わせながらサビ開始のⅣM7(9)に繋げるためのコード。実際に実践しながら作っていくしかないだろうか。

【サビ】

ⅣM7(9) Ⅲaug7 / Ⅵm7(9) Ⅴm7onⅠ Ⅰ7(9) / ⅣM7(9) Ⅱm7onⅤ / ⅠM7 Ⅴm7(9) Ⅳ#7(9) /
ⅣM7(9) Ⅲaug7 / Ⅵm7(9) Ⅴm7onⅠ Ⅰ7(9) / ⅣM7(9) Ⅲaug7 / Ⅵm7(9) Ⅵ♭7(9) Ⅴm7(9)
Ⅳ#7(9) / ⅣM7(9) Ⅲaug7 / Ⅵm7(9) Ⅴm7onⅠ Ⅰ7(9) / ⅣM7(9) Ⅱm7onⅤ / ⅠM7 Ⅴm7(9)
Ⅳ#7(9) / ⅣM7(9) Ⅲaug7 / Ⅵm7(9) Ⅴm7onⅠ Ⅰ7(9) / ⅣM7(9) Ⅲaug7 / Ⅵm7(9) Ⅵ♭7(9)
Ⅴm7(9) Ⅰ6(9) /

メインの流れは「ⅣM7-Ⅲm7-Ⅵm7-Ⅴm7-Ⅰ7」。これはR&B;の定番進行。邦楽だと「丸の内サディスティック」もそうだったはず。これ、ちゃんと記事にできるかも。

前半2小節は上の進行。で、後半2小節は「ⅣM7-Ⅱm7onⅤ-ⅠM7」を挟んだりしながら、ⅣM7に解決できるようにドミナントモーションを連結させていっている。

ちなみに、Ⅱm7onⅤはⅤ7sus4と考えて、V7の代わりとして使用することが多いらしい。一度は試してみよう。

感想

分析してみると、ド定番のコード進行が要所で使われていることがわかった。やっぱり好きな進行なんだ。

また、ドミナントモーションの多用に気づく。これが余計なおせっかいに感じないのはメロディとの調和がとれているのだろう。メロディも合わせて分析する必要がありそうだ。

とりあえず、今回はここまでで。


Kobori Akira

IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
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