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■フロウ・ダイアグラム 前述の拍、音符、小節をより理解するために、具体的には視覚的に捉えるために、本書では楽譜でなく、

「フロウ・ダイアグラム」 という表を用います。正しい初出がどこの誰によるものなのかは分かりませんが、私はこれを **『HOW TO RAP』**という、タイトルそのまんまな本からいただいています(笑)。 図を例示しながら説明しましょう。 図1 をご覧ください。

この表は、さきほど説明した拍と小節をせ視覚的に表現したものです。上段に書かれている数字は、拍を表しています(「&」は後述します)。そして、左列に書かれている数字は小節を表しています。

おなじみ「チューリップ」を、このフロウ・ダイアグラムにあてはめてみましょう( 図2)。曲は前エントリのTrack1から。

字で説明すると大変ですが、最初の出だし(1小節の1拍目)は「さ」になり、2拍目は「い」になり、同様に配置していくと、2小節目以降も完成します。図2のように表現すると、「チューリップ」が本当にシンプルな曲であることがよりわかるかと思います。


    Kobori Akira

    IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
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