KREVAの第n次変革と<絶対忘れるな>

<絶対忘れるな=ぜわす」>のアルバムがパーフェクトミュージック様から9/12に発売されることに関して、もうほとんどのことは自分の手から離れていきまして、あとはリスナー然として「楽しみだな〜」って感じで日々暮らしています。まだクレジットは発表してないですよね?

これはソロ活動している方と飲んで喋りたいんですが、チームでやると自分の欠点を誰かが補ってくれるところが本当に素敵ですね。一人で全部やっていた頃はいわゆるマーケティングが本当に苦手で(本はたくさん読んだんですが実践が長続きしないタイプ)、作ったことに満足して飲み潰れたりしていたんですが、<ぜわす>には私よりずっとTwitterの使い方が上手なメンバがたくさんいるので、隠居に近いような生活をしていてもなんだか売れそうな雰囲気が出てきていることにビックリです。ちなみに<益若つばめ>さんは女性かもしれない、っていう幻想もまだ消えてないぐらいには隠居してます(笑)。

「隠居してる何をしているんだ」といえば、これもソロ活動してる方には共感する箇所だと思いますけど、まあ新曲の考案ですよね(笑)。つまり自分の中ではもうデビューアルバムは発売されているので、ネクストステージを模索している段階です。仕事しながらコード進行を考えてみたり(エンジニアなのでコードを打ちながらコードを考える訳ですね)、<ぜわす>に合うリリックのテーマを考えてみたり、「いや、これはソロ向けかも。○○さんを呼んでやりたいな」とか妄想したり、楽しい時間です。

で、そんなふうに色々とアイデアを巡らしている中で「マズい、このままだと全部さらっていかれちゃう」って恐怖感を覚えているアーティストに会いました。これがKREVAさんなんですね(笑)。

KREVAについては当ブログでも長文のレビューを書いたぐらいにはリスペクトしているのですが、最新作『存在感』を聴いたときははじめて「ライバルかも、、、いや、同じ志を持った者なのか?」って思うぐらい驚きました。

ブログでも何度か「以降のKREVAはビートのアプローチも含めて、ポリリズム(クロスリズム)を取り入れたりするような、まったく違うラッパーになる可能性がある」って趣旨のことを書いていたんですが、これはまったくの大不正解で(笑・そういえばBACKHORNの「大不正解」ってとてもいいタイトルですよね)、「トラップ調のトラックでキワめのリリックをひたすら突き刺していく」が正解でした。

あまりリリックの批評はしたくないですけど、KREVAですら「決定打が出てない」なんて自分に言ってるんですから(トレイラーでは「説教ソング」なんて言ってゴマかしてますけど、どう考えても内省的な曲ですよねこれ。)、まあ本当にKREVAって人のことはわかるようでわかりません。

ちなみに<ぜわす>好きな方にテストですが、この4曲中に1曲だけ「益若つばめが考えた<ぜわす>用のタイトル」があるので探してみてください。「存在感」、「俺の好きは狭い」、「健康」、「百人一瞬」、さてどれでしょう? 正解はどれもKREVAの新曲でした。ぜわすファンの第一号である私としては「俺の好きは狭い」が一番ぜわすっぽいかな〜(笑)。多分そのうちKREVA側から「とりあえず出す」って新曲が出たりしても驚かないです。

というわけでKREVAは未だに低評価をまっしぐらに進んでいますが(彼がやっていることと評価との間に大きな乖離がある、って意味です。たとえば三浦大知は等式で結ばれてます)、このアルバムを境に勢力図が変わるんじゃないかと思いました。