2020年の少女時代、島谷ひとみ、東野翠れん

『チーム・ジャーニー』を読み終える。物語を追うほうに集中してしまって、ハウツーの吸収はまだ十分でないのだけれど、自分の悩みのレベルに応じて読み直していくのがいいだろう。

すごい面白かったのは事実として、一方でこういったストーリー仕立ての本で難しい面も強く感じた。それはあるハウツーを伝えるためには、どうしてもそれを許容できるような状態のチーム・メンバーを前提としてしまうことだ。つまり「理想的な悩みを抱えている状況」を作り上げて、それを解決するような流れにもっていく。いわば「ご都合主義」みたいな話なのだけれど、本作は登場人物が多いせいか、前作よりもその傾向が強くなったように感じる。

ただしこれによって本書の価値が下がるかというとそうではない。ただ敷居は高くなるだろう。「うちはこんなことに取り組むほどの状態にも達してないよな」とネガティブな感想に引っ張られる可能性もあるよな、って感じ。もちろんそれに対する話も時折書かれているけれど。


先日DJをさせてもらったことがキッカケか、Spotifyで新譜をチェックするのが習慣になってきた。今日は結構聴いた気がするけど、そのなかで圧倒的に印象に残ったものをいくつか。

IZ*ONE – fiesta

K-POPアイドルは「心に響かないけれどカッコいい」というのが基本軸なのだが(TWICEとか)、ときおりその殻を突破して突き動かされる曲に出会うときがある。

ほぼ尊敬に近い状態にさせられるこの曲は、最高だった頃の少女時代が持っていた「小悪魔」性みたいなのを引き継いでいて、それが強みになっている。他の曲はどうなっているんだろうと、いくつかアルバムを確認してみたくなった。

JUJU – Stayin’ Alive

JUJUは「カッコよくないけど心に響く」というのが基本軸なのだが(笑・実際はぜんぜん手を出してなかった)、ときおり「ダサすぎて大ハマリする」ことがある。

ほぼ爆笑に近い状態にさせられるこの曲は、最高だった頃の島谷ひとみが持っていた「誰が聴いているのか不明なポップス」性みたいなのを引き継いでいて、それが強みになっている。他の曲はどうなっているんだろうと、いくつかアルバムを確認してみたくなった。

Faye Webster – Flowers (Feat. Father)

上2つにカブせて紹介したかったけれど、まったく浮かびそうにないので普通に。

Faye Websterは「まったく知らないけれど、名前がカッコいい」といのが基本軸なのだが、ふと見た上のMVで、明日の空想の余白を奪われた。

ほぼ恋に近い状態にさせられるこのMVは、最高だった頃の東野翠れんが持っていた「絶対に届かない少女」性みたいなのを引き継いでいて、それが強みになっている。。。上2つにカブせるのが大変なので制約を取り除いてコメントしてしまうけど、おかげさまで高校生に引き戻してもらいました。ワイシャツがカッターシャツに見えてきた。

ちなみに正直に言って曲は、末尾に載せている「Kingston」のほうが好み。明日の仕事中にうっすらかけながら全曲通して聴こう。