オサレもん(2015年1月6日)感想−ムダ本ムダ男
2008年に流行した『レッドカーペット』、『あらびき団』を引き継いだ番組があるとすれば、間違いなく『オサレもん』でしょう。
いま見れるネタ番組、松岡茉優の実力
毎週6組の芸人(オサレもん)たちが、2組ずつに分かれ、それぞれネタを披露し対決する。
審査は3名の親方(MCの小木博明、ゲスト、観覧席の一般人から1人)が担当し、より多くの親方の支持を集め勝利した芸人は、次回の放送の出演権を獲得する。
2014年4月にスタートした『うつけもん』から続くこの番組は、短い時間ではありますが、6組もネタを見れるのは単純に嬉しいですね。じゅんいちダビッドソンが「ムダ本ムダ男」になって、学天即に勝つあたりも深夜番組のいいところです(笑)。
さらに、とにかく松岡茉優のバラエティへの慣れっぷりが凄い。至るところで言及されているでしょうが、『レッドカーペット』をインストールした彼女のコメント力は、コボリの6歳下でありますが、「俺たち世代ってこうだよなー」と共感することが多いです(ここ、昔ブログに書いたのですが消してしまったので再度書き直します)。
今回の放送―ムダ本ムダ男はやっぱり本田では?
とはいえ、今回の出演者はどれも知ってるコンビだったので、もっと新しいネタも見てみたかったなーとは思いました。
じゅんいちダビッドソンは、「無駄なことが大好き」な新キャラ「ムダ本ムダ男」で、番組の反応は良い感じ。個人的には、どう見ても本田にしか見えないのがいちいち面白いし、サスペンダーとベルトの間にサスペンダーみたいなの噛ませていたところはネタにしないんですかね(笑)。
ちなみに、見れば見るほど好きになる新宿カウボーイのサイコロは3!(石沢さんはお願いランキングのワンコーナーの進行もしてました。これもいい感じだ!)
さて、皆さんは新宿カウボーイの漫才のオチでかねきよさんが転がす「ごめんなサイコロ」の存在をご存知でしょうか。このサイコロの出目はそのままその時の漫才の出来を表しており、「出目を予測しながらネタを楽しむ」という漫才において新たな楽しみ方を提示した画期的なシステムなのです。
他には、いつも負けている相席スタートは「やらしくなさ」が本当に凄いですよね。徹底的に「リアリティ」を描くからむしろ安心して見れるというか、「裏切り」がない。ケイさんの女優っぷりに笑うしかないところに震えます。
最後に。コアな松岡茉優ファンは、こちらも要チェック。