koboriakira.com

深夜。大貫妙子と松任谷正隆のデュエットでいい気分になっていたら、寝室から子どものか細い声が聞こえてきた。

寝ぼけているのだろうが念のため確認しにいくと、予想通り寝てはいるのだけれど、なんだか臭い。ひさびさに寝ながら排便していた。起こす訳にもいかず、ひさびさに寝かせたままオムツを破り、両足を抱えて上げ、あらかじめ準備したおしりふきで何度か拭き、またオムツを履かせてタオルケットをかける。

自身の手際の良さにすこし満足しながらも、その行為中はずっと懐かしさのほうが勝っていたことを記録しておきたい。よくあるTwitterのマンガのネタみたいだけど、突然その最後は訪れる。もしかしたら今日が最後の「寝てる子どものおしりを拭く」になるかもしれない。ふいに今日子どもが「パパとママはぼくの宝物なんだよ」と声をかけてきたら感傷的になってるのかも。


部屋の片付けをずっとやっている。「寄せ」をした先の部屋はもう見たくもない状態ではあるが、日常の戦場であるリビングや仕事場、キッチンまわりはいくぶんかマトモになってきた。花を置く余裕もある。


副業は、CPUとメモリの実際の挙動を説明するところ。説明前に自分でも復習していたのだけれど、やっぱり「コンピュータの仕組み」って楽しいなと感じる。ちゃんとCSの勉強をしてみようかしら、と何度目かの思いつき。

「先生」と呼ばれるたびに、自身のナレッジの浅さを痛感しながらやっている。とはいえ教師としては三流でもペテン師としてはギリギリ一流の自分だ。今日もいい授業はできたんじゃないかと思う。前にも書いているけれど、自分が伝えたいことの2割ぐらいしか全体には伝わらないことを知っていれば、それに応じた振る舞いができる。


子どもの看病つづき。朝は吐いてしまうぐらいダウナーだったけど、お昼頃からは元気になって、ずっと遊んでいた。ワオッチのゲームのひとつでレーシングコースを作るゲームをやっていたのだけれど、1年前と比べると遥かに上手になっていて、グネグネ曲がったり十字路をちゃんと使えていたり、ご多分に漏れず「まきぐそ」を設置したりしていた。

ニューブロックも驚くほど上手になっている。保育園でも「ちょっとレベルが違いますね」と言われていた。動画を見ながらではあるが、パズルのような組み立てもできてるし、最近はオリジナルの制作物もつくりはじめている。ひたすらコピーバンド活動をしていた若者が自作で曲づくりを始めたようなところ。どうかその初期衝動が面白いことに気づいてほしい。


収納まわりのブームがきていて、今日はニトリで購入したラックを組み立てて入れる。家全体としては片付いたわけじゃないのだけれど、主戦場はすこしずつ自律性を取り戻している。

片付けの良い点は「モノが整理される」こと以上に、流れの中で「思い切って捨てられる」点にある。今日もゴミ袋1つ分ぐらいを捨てることができた。まだたくさんそういうものがある。


子どもがひさびさに熱を出して看病。

お昼寝をさせたかったのだけれど上手くいかず大喧嘩に。最終的に子どもがはじめて癇癪を起こして、コーヒーカップをぶちまけてしまった。HANESの白Tシャツに染加工がされる結果となった。一通り暴れたあと疲れたのか昼寝をしてくれた。

驚いたのは、夜寝る前に「今日はコーヒーこぼしてごめんなさい」と言ってきたことだ。ずっと「だってパパが〜」と言っていたのに、その日中に気持ちの整理をつけたのだろう。不意をつかれた感じで、いっしゅん泣きそうになってしまった。


仕事のコーディングはまあまあ普通に。

よいプロダクトを作ろうと思うと、1年ぐらいはそのドメインやコンテクストに集中できるようにしないと難しいなーと感じる。

理想状態を目指して小さなカイゼンを始めていくわけだが、たいていは途中で打ち切りになってしまう。それを考慮して小さなカイゼンの積み重ねを効率的にやろうとすると、理想状態が定義されないまま本質的な負債は返済されない。前者は「行動が伴ってない」になるし、後者は「将来を考えてない」になる感覚。結局のところ「何を目指したくて、そのためにまず何をするか」を定義して、それに集中することが保証されるような環境が求められる。

いたって普通の話を書いてしまった。


昨日はハードロックバーでまた授業。めちゃくちゃ最高だった。この年になって初めてロックが楽しくなっている。

ジョー山中のフラワー・トラベリン・バンド。


/2024/06/12/

2024/06/12

6.9は東京女子プロレス『TJPW PRISM ’24』を観に行く。

渡辺未詩対バート・ビクセンのプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合。やっぱり未詩選手を見ると「今日も東京女子を見たな」という気持ちになる。もちろん彼女一人だけじゃないのだけれど、彼女を見ないと「東京女子を見た」とは言えないなという気持ち。

最後の締めの「大好きだー!」は、自分が東京女子を見てきたなかで一番の締めだと思う。未詩選手のオリジナルで、かつ東京女子っぽいし、王道を行く感じがする。この締めを見て彼女の長期政権を想像してしまった。

と言ったところで次の挑戦者が辰巳リカ選手となり、白昼夢対決。去年の2人のインターナショナル・プリンセス選手権試合が2023年のベストバウトだっただけに、否が応でも期待が高まってしまう。でも今年5月の中島翔子戦を越えるようなことってある? この2人なら有り得るかもしれない。

リカさんのサイン会も2度目。ツイートにも書いているけど、リカさんからは溢れんばかりの気品を感じる。「狂」の一文字で表現されることが多いけれど、それは未詩選手が言及していたように彼女が世界の中心にいるからだと思う。いま思えば最初の東京ドームだけが彼女が平凡でいる瞬間だった。

高見汐珠選手のサイン会もはじめて行く。エンターテイメントの魅力のひとつが「裏切り」であるなら、この選手はすでにその才能が開花している。「きっと人気は出るだろうけど、自分がハマることはないだろうな」と勝手に予想していて、勝手に裏切られてしまった。いまのところすべての試合が面白く、正直言って今日の七瀬千花選手に負けたことすら「持っている」と感じた。

上福ゆきアジャコングメイクも見れて最高だった。私がファンになるレスラーはみんなある種の「プロ」だ。かみーゆはその中でもプロレスを「仕事」としてきっちりこなしている。それがルーチンワークでなく毎回何かを絶対に残してくれるから本当に好き。かみーゆを見るとき、私も自分の仕事に思いを馳せている。

そして原宿ぽむ選手。後楽園ホールでやまびこ(のレスポンス)をやらせてもらったのは人生初でした。もちろん勝つことを祈って声援を送っているつもりなのだけれど、心のどこかにある「もっとヒドい目にあってくれ」という雑念は消えない。

あらためて「らくぽむ」って本当に現代でしか見れないプロレスだと思う。二人ともとにかくやられっぷりが良い。あまり言及されてないけど、らくはんの担がれたときの「わー」みたいな声が最近いちばん好き。

(あと”Atomin Bomb”じゃなくて”Atomic Drop”でした。)


6.11はマリーゴールドの後楽園ホール大会へ。IYO SKYがモニターに映った瞬間がいちばん大声を出してしまった。ボジラが良いのは置いといて、ゼイダ・スティールとマイラ・グレースが良い味を出していると思う。

翔月なつみ選手もはじめて生で観れて嬉しかった。すべての所作が美しく、なんだったらアクトレスでの彼女を観てみたくなってしまった。


本業・副業ともに順調。講師業のおかげで自分もあらためてCSの初歩を学び直せている気がする。昔合格したときはトランジスタとコンデンサなんて気にもしてなかったもんなあ。暗記する労力をかけなくてもいいぐらいの余裕があるときに真剣に学ぶと「覚えた」ではなく「発見した」に近いようなハッとする瞬間がいくつもある。私の仕事はこの気付きをできるかぎりカジュアルにおもしろおかしく伝えることだろう。今日はできたかな?


久しぶりに「片づけ」の波が訪れて、土日は頭の中を「どうやって片付けるか」を考えていた。

古舘純子さんのYouTubeを見ながら思ったのは、最終的にはモノを減らす必要があることは変わりないが、暫定的な処置として「とりあえず自分の行動範囲におけるときめき」を作ることから始めるのもアリだということだ。「寄せて埋める」という表現はなるほど、という感じ。

もうひとつ「ときめくかどうか」ではなく、とにかく「稼働しているか」に焦点をあてるのもわかりやすい。こんまりと古舘さんが対立しているとは思わないが、ある種どメジャーになった「ときめき」に対するアンチテーゼとして自分には機能した。ときめかなくたってティッシュペーパーは手元にあってほしい(鼻水をかみながら)。

最近ノンアルコールビールの興味が強くなって、先週ぐらいから「アザヒゼロ」を探して彷徨っている。見つからなかったのでネットで箱買いしてしまった。味見もしてないのに。


急な独白

2024/05/29

昨日届いた原宿ぽむ選手のポートレートの幸せがまだ続いている。

音楽業界におけるアイドルも当然好きだ。ただ私自信が音楽をつくる側でもあったせいか、いわゆる「推す」みたいな概念を持つことはなかった。完全な妄想とはいえ、ある種の同業者というか、同じ方向を見ている人たちだと思っている。だから応援こそすれど、その存在のすべてを受け入れることはなかったと思う。

一方で、翻ってプロレス業界における女子レスラーに対してはそれがない。私がリングに上がってドロップキックをかますことはおそらくこのあとの人生で起こらないだろう。だからこそ彼女たちを心から尊敬できるし、その世界観に陶酔できる。そしてその行き着く先が東京女子プロレスだった。

副業でやっている講師業も1ヶ月半ほど経った。生徒たちが楽しく、また有意義に学べているかはわからないが(ときおりアンケートを回収する以外はひたすらモニターに向かって喋っているだけなので)、こちらは楽しく過ごしている。開発とおなじくらい、教育というのも面白い。

私にとっての「教育」の定義のひとつは「他者の自由な選択肢を狭めること」である。もちろん最高の結果として「選択肢を広げる」こともあるだろうが、それはあまりにも楽観的だ。言い換えれば「よりよい方向で導いているのだ」ではなく「相手を地獄へ案内している可能性がある」と認識すべきだ、と思いながらいつも喋っている。ずっとヘラヘラしているのは、できるかぎり授業を楽しく聞いてもらいたいという気持ちもあるが、上述の責任を背負いたくないという恐れもあるように思う。そしてそれが正常な恐れだと思っている。

—-

子どもとお風呂でいろいろと遊びをやる。なるべく小さな声を出す遊びをやってみたけど、さすがにまだウィスパーボイスは出せないようだ。ただ大声であればブブゼラ並みの騒音が出せる。

寝る前にちょっとだけ『ワイルドアームズ クロスファイア』を始めた。同シリーズの『フィフスヴァンガード』とこれをまだやっていなくて、さすがにシリーズのファンを名乗っちゃダメかもなと思ったのがキッカケ。ちょっと調べたら100時間ぐらいクリアまでかかるらしい。今年はこれが最後のゲームになるかも。


Kobori Akira

IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
読む価値のある記事は Qiitanote に投稿します。
過去人気だったブログ記事はこちらから。