『Blue Blood』のレビューも書きました。よろしければ、下の記事も合わせてお読みください。 w-inds.『Blue Blood』〜ネオ・ファンクの愛撫は長いほど【けっきょく、J-POP】
先日、w-inds.のニューアルバム『Blue Blood』の先行予約会に行きました。こちらのイベント、サイン会も兼ねておりまして、「アルバムを予約するとサイン会に参加できる」という、まさにアイドルのイベントでした。
初めての「接触イベント」です。 会場は六本木の泉ガーデンギャラリー。中に入ると、勝負服に身を包んだ女性たち(ティーンからアダルトまで様々)が楽しそうにそれぞれの時間を過ごしていました。おそらく、
われわれ一般男性が一生見ることのできない表情だと推測されます。 咄嗟に「お前は部外者なんだぞ」と自身に忠告し、なるべく彼女たちの邪魔だけはしないようにしよう、と気を引き締めました(アルバムの予約を友人にお願いしてしまったこともその原因ですが)。
緒方くんとの会話
ちなみに、コボリには「緒方龍一」と書かれた紙が入っていました。緒方くん(アイドルなので「くん」のままで行きますが)には当ブログもお世話になっていまして、
ありがとうございます。ベッドで世論調査。http://t.co/ahpHqycX07
— 緒方龍一 (@ryu_winds) 2014, 12月
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記事みてたら、ニヤニヤしちゃって、スタバで気持ち悪い人になりました。凄く嬉しいです。ありがとうございます。
https://t.co/paAMyMbcf8— 緒方龍一 (@ryu_winds) 2015, 5月
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本当に恐れ多いのですが、いくつかの記事をシェアしていただきました。一昔前なら想像のできないことです。
で、会場で待つこと1時間ほど。ついに緒方くんと対面することができました。自分の前に並んだ友人がわざわざコボリを紹介してくれたおかげで、「おー、コボリくん!」とハグから始まり、スムーズに会話に入ることができました(というか、知っていただいていることに本当に恐縮してしまいました)。
話は本当に他愛もない内容です。「In Love With The Music」のリミックスをしてみたことや、今年のツアーを非常に楽しみにしていることなど…、えー、こういうレポートは会話全文載せてはじめて意味を持つことは知っているんですが、上手くまとめる能力が欠けてるみたいです(笑)。
ただ、とにかく優しかったこと、鍛えられた肉体だったこと、 いい匂いがした ことだけは皆様にもお伝えしたいと思います(笑・フゼア系の匂いだった記憶)。今回のサイン会の緒方くんの対応はファンから見ても「異例」だったようで、本当にいいタイミングで話をさせてもらいました。
『Blue Blood』が見せるかもしれないw-inds.の「完成形」
で、今日のエントリの内容はもうひとつあります。 サイン会の待ち時間の間、ずっとw-inds.の曲が流れていたんですが、その中で2曲ほど『Blue Blood』の収録曲がありました。
これが本当にいい具合でして、「w-inds.「TIMELESS」ツアー雑感(9/11@国際フォーラム)」でも書いたことなのですが、
w-inds.がどんどん《ヒップホップダンスユニット》としての完成形に近づいている ことに感動を隠せません。
まだ2曲ですから何とも言えないのですが、ミドルテンポのファンキーかつ歌謡曲っぽさもあるトラックは本当にツボで、アルバムの期待感を否(いや)が応でも高めるものでした。このトラックとも関連しますが、最新のw-inds.のインタビューを引っ張りだすと、
橘慶太「ネオ・ソウルファンクといった感じですね。昔っぽくなりすぎると古臭い感じになってしまうんで。やっぱりw-
inds.は常にモダンな感じを大事にしながら常に新しく、現行のファンクなつもりで作りました。 […]
別に僕達が早いというつもりもないですが、今世界で一番メインストリームにいるジャンルをw-inds.らしく表現するっていうのがこれまでの流れでしょうか。」
w-inds.の進化と「世界挑戦への想い」 » ドワンゴジェイピーnews -
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という発言があったりして、一部の人ならガッツポーズしながらご飯が食べられます。ちなみに、このインタビューは彼らの方向性がわかる一番のテクストです。インタビュアー、ライターのお名前が分かりませんが、本当にいい仕事です(とくに「ホーンセクションが入る」ことをしっかり記事に残しているあたり、リスペクトできます)。
とにもかくにも、自分なりに応援していたw-inds.がひとつの完成形を見せてくれそうなことは間違いない、と確信しています。八王子で彼らのアクトを見れることを楽しみにしています。余裕があれば、ツアーでやりそうな曲予想も書こうと思います。