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人生で見たことのあるツアーの中でも、楽々と最高値を叩き出したライブでした。 ファンの中では落ち着いているほうだと思いますが(ライブでは、狂ったように踊りますけど・笑)、今日はいわゆる「認知」してもらおうと少し必死でした。

それは、中学時代はソウルミュージックに傾倒し、高校からはヒップホップを始め、鬱病だったときもどんなときもヒップホップやR&B;に救ってもらった経験のある、そんな26歳男子の耳に、w-inds.の音楽は届いているよ!

という、お互いに分かり合ってることを確認するような、そんな気持ちでした。


私、DJをやっていまして、以前は友人とw-inds.の曲だけを4時間かけ続けるイベントをやったこともありました(またいずれやりたいですね)。

それでイベントが終わるたびに、まあファンあるあるですが、「ああ、自分が選んだ曲でライブやってくれれば完璧なショーになるんだけどな」などと思っていました。

しかし、今回のショー(ライブというかショーだと思います。そしてこれが今回の、TIMELESSから続くw-inds.の目指す方向だと思いますが)で、訂正させていただくことにします。 選曲すごすぎるでしょ! で、その繋ぎ方、ズルすぎる! 今回は、一瞬たりともダレるところがなく(MCは除きますよもちろん・笑)、さらに選曲すべてにちゃんと意味があった。

「盛り上がる曲を続けたからバラードをそろそろ入れよう」とか「懐かしのあの曲を入れよう」みたいな短絡的なセレクトは一つもありませんでした。

彼らの15年の歴史をすべてフラットにしたうえで、「グルーヴ」を条件にセット。その中で、的確な曲だけがスピンされていました。

その結果、ステージ上には、あの頃のソウルやR&B;がきっと持っていたであろうリュクス感やラグジュアリー感が立ち上がっていました。 また、『Blue Blood』という彼らの新作が、これまでの活動歴なくしては生まれなかったものであることも、とても分かりやすく表現されていました。

---おそらく。もっと盛り上がるアイドルのライブはいくらでもあるでしょう。もっとキャッキャッできるアイドルも他にもいるでしょう。 しかし、こんなショーをするアイドルは、w-inds.しか知りません。(※1 もし今回のライブが好きでしたら、一度ゴスペラーズ聴いてみてほしいんですよね。DA PUMP以上に親和性が高いかもしれません・笑)

ブログに書いた通り、かなり期待度を高くして行ったのですが、思ってもいなかった完成度でブッ飛ばされました。というお話でした。また詳しくはのちほど。とりあえず、

お見事!


Kobori Akira

IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
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