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11月5日、別人の活動で早稲田祭へ。 自身のライブもそれなりによかったと思うが、それ以上に楽しみだったのは**フィロソフィーのダンス**というアイドルグループだった。曲がとにかくよく、Juice=Juiceが手元から離れていく悲しさを埋めてくれた、といっても過言ではないだろう。

Spotifyで音源ばかり聴いていて顔も名前も知らなかったので、「実際に会うと、かわいくてビックリしました!」と思った、、、なんて間違いで、一番の感想は「控え室での歌声がビックリするぐらいキレイで驚いた」という。会っても会わなくても「声」にとにかくフォーカスがいった。

_コモンセンスバスターズ_は今年聴いた中でもかなりの傑作で、リーダーの奥津マリリさんのボーカルは本当に素晴らしい。久々に天才系の才能に出会った。サビ最後の「破っちゃてよ」のボーカルは、彼女しか歌えない音程だろう。極端に言えば、当日のライブもこのことしか思い出せない。

おそらく一般的な評価としては日向ハルさんのソウルフルなボーカルがフィーチャーされるはずで、自分も異論はない。ただ楽曲を聴くなかで驚くのは、十束おとは・佐藤まりあさん含めた4人のキャラがよく立っていることによる時間軸的なハーモニーだ(ゴスペラーズを「空間的なハーモニー」とすると)。

この日のハイライトは、機材トラブルがあったとはいえ、トリ曲だった アイム・アフター・タイム で間違いないだろう。。Luthor Vandross「Shine」を下敷きにしていることを差し引いてもグッとくる曲だった(上のようなことを書いている中でバツが悪いけど、この曲はメインボーカルは2人です・笑)

あと別に個人ブログなのでとくに書いても問題ないと思うけど、ライブ中のオタク達のパフォーマンスには久しぶりに辟易した。最初はマジで「ああ、別のアイドルグループのファンが奇声上げてジャマしてる。止めないと」と思ったぐらいで、最終的には右手でリスペクトを送りつつ、左手で中指を立てそうになった。

あなたが一番妄想を抱いている女の子が目の前にいるのだから仕方ないとは思うけど、手拍子は誰一人タイミングが合ってなかったし、彼女たちが歌い始めたらずっと叫んでるし。あれ誰も得しないから止めたほうがいいですよ。


11月6日。恵比寿ガーデンシネマで ロシュフォールの恋人たちを見る。ジャック・ドゥミとミシェル・ルグランの4作品特集のひとつなのだが、ギリギリ間に合った。まだDVDでも見たことがなかったが、大音量で聴くことができてよかった。

軽快な音楽とまったく進展のないストーリーで「これをフランス映画というのか、、、?」と思ったりもしたが、終わってみれば最高の映画だった。日本でもそろそろこういうドラマ(1時間のうち10分がミュージカルになってるやつとか)をやるんじゃないか、と直感。


11月8日。久々に「フリースタイルダンジョン」を観た。これほど心が動かない時間も珍しい。最後にR-指定がライブをしていたが、そろそろ全員の理解が追いついてもいい頃だと思う。 どう見たってNON STYLEでしょう。 でも仲が良いのはオードリーなんだよなー(笑)。


Kobori Akira

IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
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