「志村けん 死亡」
2020年3月30日、月曜日。 起床すると、真っ先に配偶者から「志村けんが亡くなったって」と連絡があった。居間のテレビを点けると、ワイドショーでは、
「志村けん 死亡」
とテロップが載っていてまず笑ったのが最初。そしてまったく落ち着くことのない悲しみを味わいながら、「なんかGoogle検索の予測変換みたいだな」ともう一度笑った。
これから色々と追悼のメッセージがあるだろうが、私が本当に追悼するタイミングは芸人たちのコントになるだろう。バカ笑いさせて/しているときに、ふと大泣きするのだ。
ブログのgit管理をキッカケに、これまでチャレンジしたことのなかったCI(継続的インテグレーション)をやってみようと思い立った。 TravisCIを使ってみたかったのだけれど、はじめてのTravisCI -テストとデプロイを自動化しよう!以外で読みやすい記事がなさそうなので公式ドキュメントを読むことにした。
30分ほど読んでみたがすぐに使えるようになってきた。とくにDockerを利用できるところが素晴らしい(仮想環境だから当たり前といえば当たり前か)。ブログのマークダウンを常にPDF化していく仕組みを作ることができた。
つまりコーディング(執筆)だけに集中すればよく、デプロイ(PDF化)は自動化された訳だ。CI体験としてはかなり素晴らしい初体験となった。
---都知事の会見を見ながら夕食。はじめてマジメに現状の公式情報を把握したけれど、まあこんなもんだろう。「どこも行くなよ〜」と言いたいんだろうけど、自ら言ってしまうのは難しいんだろうなと感じた。 ネット上ではロックダウンの噂があったらしいことも、会見内の質問で知った。トイレットペーパーの件をすでに忘れているのは、Twitterのメディア性に(「なう」が重要であること)よるものだろう。今後は会見の質問で「納豆が完全に売り切れた、とネットで騒がれていますが本当ですか」とか「トイレットペーパー券が検討されている、とネットで騒がれていますが本当ですか」とか、そういった質問で埋まるのかなと考えた。
「特定業種」に対する補償もネットで騒がれている(Travisのビルド中に見た)ことは想像通り。音楽業界も署名活動があるみたいで、ちょっと視界に入ってしまった。たぶん東日本大震災のときには復興ライブとかをやった人だろう。まだやってるのかな。
私のようなハグレモノは、こういう補償を声高に訴えたり署名に参加したりする人がせめてトイレットペーパーやマスクを買い占めたり、1週間かけても食べ切れないぐらいの納豆を確保したりしてないことを祈るだけだ。
---こぶしファクトリーは、人知れずに無観客ライブで解散することになってしまった。自らの判断でライブができないので、どういう気持ちでライブに臨んだのだろうと想像した。 『桜ナイトフィーバー』の頃から音楽的に好きになって、『これからだ!』で完全に(私が彼女たちに)落ちてしまったけれど、最終的には「解散」というより「倒産」に近いような結末を描くことになった。こういう結末であってもきちんと応援できるヲタクの人たちにリスペクトを。
ライブビューイングもBSテレ朝も見ない私は、とりあえずYoutubeで彼女たちの動画を漁ることで個人的な追悼を終えようと思う。お笑いはその瞬間しか追悼できないが、音楽は複製芸術だ。