最後通牒ゲーム
2023/01/23
今日はとにかくモチベーションの上がらない一日だった。そういうときにやることは考えてるから、それらを片手間にやりながらボーッとしていた。ちゃんと結果につながったり、もともと立てている目標に向けて走り出したり走らせたりするのが好きなんだよな、とあらためて気づく。というか目標も立てずに日々一生懸命やっている人ってどうやって評価できるのだろうか、といつも思う。
『最後通牒ゲームの謎』は読了。この世界を生きていれば、自身が/他者が合理的な行動をとるのも非合理的な行動をとるのも当たり前だが、学問(とくに行動経済学)の観点からはこれがどれだけ面白いかが少しわかった。
とくに単なる論理クイズであろうと、そこに「裏切り者」を見つける意図が含まれると正解率が3倍にも上がることがあるのが面白かった。これらの実験結果は悲観的になるものが多いだろう。自身のことを嫌になるような経験もたくさん思い出した。しかし同時に興味深くもあるのだから不思議だ。自身の性格の悪さや気持ち悪さがいちばんの研究対象になるかもしれない。