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仕事はアイモカワラズ順調。

「順調」というのはポジティブな意味合いの言葉だけれど、かならずしも良い側面だけではない。そのうち半分くらいは「昨日の自分から変化がない」みたいなニュアンスを含んでいるからだ。

おなじみ「成長しなくてはいけないのか? 必ずしもそうではないだろう」という反論が出てくるけれど、単純に「面白さ」の観点だけで言うと面白くはないだろう。大変であれば快適を求めるし、快適であれば大変を求める。適切にコントロールされた大変さ、を少し超えたように錯覚できるような大変さが求められる。キッザニアみたいな世界になっちゃうけどさ。

一方で個人開発のほうは、なんかすこしブレークスルーがあった。「代数的データ型」について少し理解と納得が進んだからだ。

継承の弱点を考えてみると、それは「継承先がなにかわからない」点にある。抽象的なTaskクラスがあったとして、ToDoTaskクラスとCompleteTaskクラス以外にもあるのか? みたいな(実際にある)。これを型のUnionとして表現できるようになれば、たしかにパターン分けなどは楽になるし、そのほかのメリットもありそうだ。

どうやら上記の関係を直積と直和と表現するらしい。今度ちゃんと勉強しなおしてみようかな。

朝のうちにちょっとした片付けは完了していたので、寝室や浴室の掃除を少しだけ手掛ける。やることをリストアップしながらひとつずつ潰していけば、それぞれ20分ほどで終わる。なぜこれまでやらなかったのだろう。死ぬ直前になって「やりたいことリスト」みたいなのを書いたとしても、いざやったら5日間ぐらいで終わりそうだ。

ほうじ茶のチーズケーキを前から作りたくて、いよいよチャレンジ。これも実質30分ぐらいで終わった。久しぶりに「前を向いて、やりたいことから手をつけよう!」みたいな時期が訪れている。

「意識の高い」みたいな表現を最近聞かなくなったけど、ああいう形容詞はある人間に永続的に係る言葉ではない。むしろ「状態異常」や「バフ」のようなものであって、たまたまそういう時期が訪れているのだと理解したほうがよい。意識の高いモードになったら意識の高いことをすればよいし、世の中を恨むモードになったら徹底的に恨めばいい。人間の連続性なんてそんなものだという感覚がある(いまはニヒリズムか?)。


    Kobori Akira

    IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
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