koboriakira.com

2024/06/12

6.9は東京女子プロレス『TJPW PRISM ’24』を観に行く。

渡辺未詩対バート・ビクセンのプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合。やっぱり未詩選手を見ると「今日も東京女子を見たな」という気持ちになる。もちろん彼女一人だけじゃないのだけれど、彼女を見ないと「東京女子を見た」とは言えないなという気持ち。

最後の締めの「大好きだー!」は、自分が東京女子を見てきたなかで一番の締めだと思う。未詩選手のオリジナルで、かつ東京女子っぽいし、王道を行く感じがする。この締めを見て彼女の長期政権を想像してしまった。

と言ったところで次の挑戦者が辰巳リカ選手となり、白昼夢対決。去年の2人のインターナショナル・プリンセス選手権試合が2023年のベストバウトだっただけに、否が応でも期待が高まってしまう。でも今年5月の中島翔子戦を越えるようなことってある? この2人なら有り得るかもしれない。

リカさんのサイン会も2度目。ツイートにも書いているけど、リカさんからは溢れんばかりの気品を感じる。「狂」の一文字で表現されることが多いけれど、それは未詩選手が言及していたように彼女が世界の中心にいるからだと思う。いま思えば最初の東京ドームだけが彼女が平凡でいる瞬間だった。

高見汐珠選手のサイン会もはじめて行く。エンターテイメントの魅力のひとつが「裏切り」であるなら、この選手はすでにその才能が開花している。「きっと人気は出るだろうけど、自分がハマることはないだろうな」と勝手に予想していて、勝手に裏切られてしまった。いまのところすべての試合が面白く、正直言って今日の七瀬千花選手に負けたことすら「持っている」と感じた。

上福ゆきアジャコングメイクも見れて最高だった。私がファンになるレスラーはみんなある種の「プロ」だ。かみーゆはその中でもプロレスを「仕事」としてきっちりこなしている。それがルーチンワークでなく毎回何かを絶対に残してくれるから本当に好き。かみーゆを見るとき、私も自分の仕事に思いを馳せている。

そして原宿ぽむ選手。後楽園ホールでやまびこ(のレスポンス)をやらせてもらったのは人生初でした。もちろん勝つことを祈って声援を送っているつもりなのだけれど、心のどこかにある「もっとヒドい目にあってくれ」という雑念は消えない。

あらためて「らくぽむ」って本当に現代でしか見れないプロレスだと思う。二人ともとにかくやられっぷりが良い。あまり言及されてないけど、らくはんの担がれたときの「わー」みたいな声が最近いちばん好き。

(あと”Atomin Bomb”じゃなくて”Atomic Drop”でした。)


6.11はマリーゴールドの後楽園ホール大会へ。IYO SKYがモニターに映った瞬間がいちばん大声を出してしまった。ボジラが良いのは置いといて、ゼイダ・スティールとマイラ・グレースが良い味を出していると思う。

翔月なつみ選手もはじめて生で観れて嬉しかった。すべての所作が美しく、なんだったらアクトレスでの彼女を観てみたくなってしまった。


本業・副業ともに順調。講師業のおかげで自分もあらためてCSの初歩を学び直せている気がする。昔合格したときはトランジスタとコンデンサなんて気にもしてなかったもんなあ。暗記する労力をかけなくてもいいぐらいの余裕があるときに真剣に学ぶと「覚えた」ではなく「発見した」に近いようなハッとする瞬間がいくつもある。私の仕事はこの気付きをできるかぎりカジュアルにおもしろおかしく伝えることだろう。今日はできたかな?


Kobori Akira

IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
読む価値のある記事は Qiitanote に投稿します。
過去人気だったブログ記事はこちらから。