『笑けずり』定点観測(5週目)〜「こころ」のいない『笑けずり』
人気番組。とはまったく言えませんが、毎週面白い『笑けずり』です。内さまのANNがあったので録画して視聴。
「中川家が笑い飯が千鳥が本気だ。芸人たちのガチサバイバル番組「笑けずり」が凄い」という良い記事が出るなど、再来週が最終回ですが、なんとか盛り上がるといいなと思います。すべての回の再放送もあるようですよ!
そんな中、「笑けずりってさ、ガチとヤラセについて考えるいい機会だと思うよ」とか[_「どうせ決勝は、こころ、Aマッソ、ザ・パーフェクトなんでしょ?
知ってるよオレ」_](http://koboriakira.com/2015/09/10/1784/)とか言ってるバカなブロガーを一人知っています。
そんなバカも今回ばかりは「 嘘だろー! こころのいない『笑けずり』なんて面白いのか!? 」とブーブー文句たれつつ、荒木の行動ひとつひとつに号泣してしまいました。 批評なんて糞喰らえ! とにかく荒木の純粋さに胸を打たれ、それを上回る山出谷の純粋さに涙腺をブン殴られました。「漫才が好きになった」のは、私たちもです。回を重ねるごとに成長するこころの漫才は、『笑けずり』のメインコンテンツと言ってよかったと思います。
この回でこころが敗退したことは、むしろ『笑けずり』にとっては正常化したというか、決勝に向けてアクセルがついに踏み込まれたことを示します。そういう意味では、こころの果たした役割は本当に大きく、『笑けずり』はどれだけ感謝しても感謝しきれないです(逆にスタッフの勇気ある選定が素晴らしかった)。
ぺこぱもどんどんカッコ良く見えてきましたし(これまでで一番笑ったのは松蔭寺の入院)、ここにきてオレンジサンセットもまた面白い。一方でザ・パーフェクトが「もしかして持ってる関数は1つだけ?」という気がしたり、Aマッソの緊張感が画面越しに伝わってるぐらいだったり。
正直に言って、来週の放送がまったく予想できません。いまだにマスターの存在理由こそわかりませんが、すっかり『笑けずり』に吸い込まれています。来週がこんなに楽しみだとは。