koboriakira.com

Function Callingを実装して、ちょっとした変化だけど実は大きな変化が訪れた気がする。

とうのは、AIがいよいよ「コンシェルジュ」としての立ち回りをできるようになってきたことだ。これまで特定の文言や操作に反応するだけだったのが、会話の中でみずから行動を決めるようになってくれた。

今日作っていたのは、ChatGPTにスケジュールを作成させる機能だ。たとえば「明日の予定を作って。空き時間は重要なプロジェクトのタスクを進めたい。朝食は昨日の残りを食べるつもりで、夜は外食します」と指示すると、ChatGPTは、

  • カレンダーの予定を参照する必要があるので、Googleカレンダーの情報をとりにいく
  • 日々のルーティンを参照する必要があるので、以前作成したルーティンの情報をとりにいく
  • プロジェクトの情報を参照する必要があるので、Notionで管理されているプロジェクトのデータベースを取得する
  • 上記の情報と指示内容をまぜて、スケジュールを提出する

ということをやってくれる。ポイントは「スケジュールをつくる=上の4つの操作を行う」ではなく、今回の指示においては上記の操作をやるべきだと考えた点にある。

たとえば「子どもと1日遊ぶ予定。どこかいい場所がないかも提案して」みたいなことを書けば、(自分が実装しさえすれば)適したレジャーも検索して提案してくれる。私の現在地を把握できて、かつ乗換案内のAPIを呼び出せるなら、その場所に行くための方法や時間も計算したうえでスケジュールを組んでくれるだろう。

あとは画像認識の機能がほしいところ。メモを読ませて、適宜操作させられれば最高。手書きのメモを使いつつ、その内容を自動でいい具合に反映したりもできるだろうな。


Furui Rihoのハマり具合がとんでもない。聴けば聴くほど素晴らしいアーティストだと思う。私の音楽履歴から導き出された感想のひとつは、彼女はMINMIの系統であるだろうということだ。「I’m free」を聴くととくに感じる。

MINMIはキャリアを重ねるに連れて、どんどんと王道のレゲエ(というか湘南乃風の方向に)回帰していき、食指が伸びない時期もかなりあったのだけれど、デビュー作と2枚目のアルバムは天才的なバランスのJ-POPだった。

Furui Rihoも同様にJ-POPであり、その枠の中でリズムとブルースが色濃く発揮されている。どうか音楽好きだけが聴くようなオシャレなトラックではない、このままの路線で突っ走ってほしいなと思う。


Kobori Akira

IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
読む価値のある記事は Qiitanote に投稿します。
過去人気だったブログ記事はこちらから。