顧客が本当に必要だったもの
ボット制作はすこし暗礁に乗り上げた感じ(この表現が思い出せずにChatGPTに聞いたけど、さすがに答えてくれなかった)。なんか「あれこれできるぞ!」という気持ちが強くなりすぎて、ユーザーとしての自分の要望が見えてこなくなってしまった。これ、仕事でもあるあるだよな、と振り返る。すこし整理してみるために、自由筆記のスタイルで書いていく。
まずどういうものを作りたかったのかと言うと、
- コンセプトは「自分の一日の暮らしをサポートする」こと
- 具体的には次のような観点で貢献させたい
- 1日の計画を立てる
- 計画通りに進められるよう適切なタイミングで介入する
- 1日の出来事を記録する。とくにあるタイミングでふりかえったときには思い出せなさそうなことを記録しておきたい
- 付随して、記録することを忘れることの多いことも記録する
- 上記の規模を週単位、月単位まで伸ばしていきたい
あらためて見ると、このなかにAIの技術は必須要件としては登場しない。まずはデータのやりとりができる、正確にはデータを集約していけるような仕組みが重要だ。
たとえば今日聴いた楽曲の一覧、その中でもLikeに入れた楽曲の一覧はSpotifyだけではなくSlackやNotionにそれぞれ溜まっている。まずはこれが重要なステップだろう。情報を簡単に活用できる下地ができている、ということ。
観点を変えて、いまはとくに何が問題だろう。やはり計画だろうか。とくにプロジェクトの管理が大変になってきた。GTDをベースにプロジェクトをつくっているため、ややもすれば簡単にその数は100を超える(「〜のプロレスの試合を観る」とかもプロジェクトのひとつだから)。
そういう意味では「プロジェクトの管理を容易にする」ことを目的と置くべきなのかもな。この2週間で1日のルーティンを上手くこなしていくための工夫はわりとできてきた。いや、残りもあるな。
- あるタスクを完了した直後のリマインド(ご飯食べたあとにサプリ飲むよう促す、とか)
- あるタスクを完了してから一定期間経ったあとのリマインド(乾燥機回した6時間後に服を回収してたたんだり、あるいは美容院に行った30日後に次の予約を促したり)
あらためてプロジェクトの話題に。容易にするためには、
- ある期間のうちに完了させたいものを決める
- それらの進捗が進んでいるかを把握する。とくに停滞しているものをピックアップさせる
- 途中で入ったプロジェクトもふくめ、優先度など「今日何をするか」を決める
- 今日やると決めたプロジェクトの作業にとりかかる時間を確保する
こんなところ? これらの作業がある程度自動化されると、あとは「やる」にフォーカスできるかな。「計画に費やす労力を減らす」がテーマになるのかも。