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8.25は東京女子プロレス東京プリンセスカップ決勝。愛野ユキ対水波綾。

両者は今年の1.4で”ユキニキ”タッグを組んでいる。ポイントはそのタッグが急造であったという点だと思う。正直に言えばあのタイミングで求められるタッグではなかったし、そもそも求められる試合でもなかった。しかし、あるいはだからか、その試合でタッグのタイトルを奪取したのがユキニキだ。

そしてそのタッグベルトは然るべきタイミングで、いま一番キラキラしているタッグチームであるでいじーもんきーに明け渡してしまう。私にとって3.31のあのインターナショナル・プリンセス選手権試合は、ハッピーエンドでありながらも、ほんのすこしだけ悲しさも漂う試合として記憶に残っている。

そんなユキニキがプリンセスカップのトーナメントを勝ち上がり、自身で物語をつくり、そして爆発した。この試合をキッカケに愛野ユキ選手の魅力を完全に理解し、これからずっと応援できる選手になったと思う。当然アニキもだ。

「もしかして笑わせようとしている?」とギリギリ感じるかどうかのユキさんの表情で(本当に美しかったことを明記したい)、試合の序盤から完全に涙腺が崩壊していた。この表情を出せるレスラーは今のところアニキしかいない。裏投げからのホットリミットによるスリーカウントは、今年いちばん「返せ!」と叫んでいた。

第2試合の原宿ぽむ鈴木志乃。たった4分半の試合なのに、これでもかとぽむちゃんの魅力を詰め込んだ、小籠包のような試合。最後は火傷するようなシリアスな展開からの笑顔。こんな選手他にいる? その唯一性に今日も明日もやられるのだろう。

そういえば今年はプレ東京女子がないんだ。今年から全部参加しようと思っていたぐらいなのに。まわりに10.27の両国KFCになにかそういった空気感を感じている。


飲み屋でアルフィーの話題が連続して出ていたので、ちょっと聴いたり。


テレビ大陸音頭の「俺に真実を教えてくれ!!」。どんな人でも一発とんでもないエネルギーを出すことはできて、そのエネルギーの凄まじさに酔った。大変失礼なコメントだろうが、どうか裏切られたい。


Kobori Akira

IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
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