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東京芸術劇場で、アンカル『昼下がりの思春期たちは漂う狼のようだ』を観てきた。

東京芸術劇場ははじめて行ったような気がするのだけれど、周辺がキレイになっててとても驚いた。それでもちゃんと地べたで飲んでるおじいさん・おばあさんがいるのが強い。池袋が嫌いで好きだ。

演劇を観るのも何年ぶりだろう。観ながらプロレスのことを考えてしまった。かなり適当な書き方だけど「本人であること」の性質・度合いの違いを考えていた。

ストーリーは演劇的と表現するべきなのだろうか、個人的にはあまり響かなかったのだけれど、そんなことよりも2時間強の中に並べられる様々なシーンがとてもよかった。その際たるものがギタリスト、漫画家、写真家の3人組だった。とくにギタリストの振る舞いは、自身の一部だ。こんな感じで観客は27人のキャラクターのどれか1人(もしくは複数人)に投影することになりそうだ。

ちなみに行くキッカケは、恐山さんのブログ。彼が書いているように、観ながらどんどん過去を思い出していった。


Kobori Akira

IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
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