風をつかむ
2022/01/19
初東風を「かぜ」と呼ぶ吾の頬の赤
先日、Bを連れて帰宅しているとき、「かぜ!」と叫んでいた。保育園の先生から聞いていたが、向かいから吹いてくる風のことを「かぜ」と把握しているようだった。これまでは実際の物やイラストを指さして言葉を教えていたが、いつの間にか目に見えないものに名前をつけていることに驚いた。
ちょっと前までは、Bにとっての世界は家庭であり、私がそばにいる範囲内だった。それが今では教えていない言葉を覚えて帰ってきたり、知らない動きをしている。
先生は最近よく「なんだか寂しくなりますねえ」と言ってくれる。もっと寂しくなるといいな、と感じた。
・
コロナ禍で家から出ないことにより、とうとう自分も標準的な体重にさしかかってきた。筋肉もなく姿勢も悪い自分が標準体重になるということは、そのまま「ポッコリお腹」である。
なんだか誇らしいような気もするが、自身のパフォーマンスが悪くなっていることは確かだ。今日をもって生活習慣を変えるぞ。