koboriakira.com

2020年5月1日、金曜日。

結局昨日は1行だけ書いて、そのまま放置してしまった。「文量」がそのまま体調や気分を表すバロメータになっている。文字数を解析するプログラムでも書いておこうかしら。


2020年4月29日、水曜日。

昨日うまく寝付けずに今日を迎えてしまった。そのため体調は最悪。こうして日々パフォーマンスが変わってしまうのが新生児期だろうか。

とりあえず沐浴は済ませたが、オムツ交換などは配偶者に任せっきりになってたかもしれない。夜あたりで交代してミルクをあげたりした。

ほかベビーベッド(レンタル)が届いたので寝室に配置してみると、一気に「赤ちゃんがいる家」になった。いまは布団に寝かしているけれど、あと3週間もしたらベッドに移行するかもしれない。


2020年4月28日、火曜日。

赤ちゃんと過ごして6日目。やっとタスクにも慣れ始めて余裕が出てきた。というよりも配偶者を布団に固定させておいて家のまわりの仕事はすべて自分が担当する、としたことで「自分がちゃんと貢献できている」という自己肯定感のようなものを持てたことが大きいのかも。

もちろんオムツ替えをしたりミルクをあげたりもするが、やはり育児に関しては母親に簡単に勝つことは難しい。そのように思い知ったわけでもある。


そんな「育児」をしながら、「部下を育てる」みたいな言葉は使わないようにしようかな、と思った。というのは赤ちゃんを「育てる」ことが何百倍も大変だから。とくに「心労」の差が違うと感じた。極論、部下は路頭に迷おうが構わないけど、赤ちゃんが肌荒れを起こしたり最悪呼吸が止まったりするのは絶対にNGであり、かつその不安とずっと付き合わないといけない。

つまり「育てる」というのは「一生面倒をみる」ぐらいの覚悟があって初めて成立する動詞であって、「いっちょ稽古でもつけてやっかー」ぐらいでは当てはまらないと評価した。

そういえば英語では部下・メンバーを育てるときに使われる単語が”teaching”や”coaching”、もしくは”training”であることを思い出す。“raising”とか、ましてや”parenting”は使われないよな。

---すこし余裕があったので、これまで撮影した動画をまとめておく。ブログが好きならVlogも苦じゃないだろう。ただ動画のファイル管理のベストプラクティスを知らないので、ちょっと勉強した。HDD間の転送によってプロジェクトが壊れないかが心配。


https://www.youtube.com/watch?v=woPc4xsRC2o

4月27日、月曜日。

まだ上手くはないけれど、2度目の沐浴で恐怖心のようなものは克服できた気がする。おむつ交換はほぼ配偶者がやってくれていた。感謝。


ずっと育児だけしていると発狂しそうなので時間を見つけて別のことをやってみた。といっても未提出にしていた扶養書を買いたり、買い替えたiPhoneSE(5,6年ぶりにiPhoneに戻る)を開封したり、ぐらい。

ただその時間がいまは非常に貴重な「息抜き」になっている。配偶者とも話したが「複数の顔を持っていないと人は死ぬ」のだと思う。「赤ちゃんの世話をしている私」と「iPhoneの設定に格闘している私」という弱すぎる布陣だけれど(笑)、それが現在の戦略としてはベストである。

あと今日は「米米CLUBを観て泣く私」もあった。米米CLUBを観るときだけは、「私がやりたかった音楽って、もう全部やられているんだなあ」という気分になる。カールスモーキー石井を観て夢を諦めたであろう、一世代上のミュージシャン、クリエイター、芸人志望を想像しながらキーパンチを終えよう。


https://www.youtube.com/watch?v=SRJ2sEoYlWg 4月26日、日曜日。

育児はじめての疲れのピークが今日だろう。注意をずっと向けていたので、その注意の一部を自分の身体に向ける。とくに立ち仕事をしている訳ではないが、それでも腰痛がひどかったり、ときおり頭痛があったり。それなりにガタは来ている。

今日は沐浴をひとりで済ませたのだけれど、お風呂の温度が低くなりすぎいて、その後の体調を案じたりもした。

こうやって自分を犠牲にして赤ちゃんを育てられるのも、赤ちゃんがかわいく思えるからだ。すでに赤ちゃんの戦略にハマっている。


4月25日、土曜日。

いよいよ子育てに専念する身体になってきた。正確には「スキマ時間」みたいなものは多くあるのだけれど、集中力をつかう作業はどれも難度が上がったことを感じる。

今日もオムツ交換やミルクがメイン。夕方には沐浴もはじめて体験し(両親学級もコロナの影響もあって参加しなかった)、やっと授乳以外のタスクは制覇したかも。

この暮らしがしばらく続く訳だけど、「同じことの繰り返し」という発想に陥らないようにしないといけないな、と感じた。この発想の行き着く先が「産後うつ」とか「育児ノイローゼ」だろうから。