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留守番宣言

2024/03/07

九州で働いている同僚がこっちに来るとのことで、昨日は飲みに行った。お互いにアラフォーなんだけど、向こうはゲーム配信系のVTuberのパーカー、こっちはハイパーミサヲ選手のTシャツ(クラウドファンディングのことはまたちゃんと書こう!)と、お互いに趣味に振り切った格好だったのが良かった。当時の日本語ラップの話をしたりしながら延々と飲めた。


和田卓人さんの講演。ひとつひとつの話はそうだよなと思いながら、この姿勢や振る舞いが「当たり前」になっているか、というと全く違う。そのあたりのベースアップを狙わないといけないなと感じた。

先日同僚と仕事について話していて、面白かったのが「やりがいがあるから会社にいる」ではなく「楽だから会社にいる」だと組織は傾いていく、という話がよくあるテーゼらしい、ということだった。最近こういうことを考えることが増えたな。


先日、はじめて子どもが「ぼくお留守番してるから、パパ買い物行ってきていいよ」と言った。まだひとりで寝たりはできないし、この発言も言動が一致するかはともかく、そういうフェーズにさしかかり始めたのだなと感動。まだ3歳だけど、これから寂しいことばかりが起きる。もっと寂しくなればよい。


仕事机の上にまな板を起き、そこにサラダチキンを載せ、包丁で切りだした1枚にコチュジャンとマヨネーズをつけて食べながらハイボールを飲んでいる。もう仕事机で睡眠以外はできそうだ。リモートワークの影響の極みと言えよう。単純に自身の衛生観念がブッ壊れてるのかもしれないが。


久々のブログになってしまった。つまり仕事やプライベートの進展はあまりかんばしくない、っていうことだ。ただその中で東京女子プロレスだけは延々と観ている。3.3の「TJPW LIVE TOUR 2024 SPRING」は、はじめて子どもを連れて観に行ってみた。

去年にエンタメアキバでハイパーミサヲ選手のアクスタを子どもが買って以来、すこしずつ東京女子プロレスの面々を覚えてくれて、たぶん5,6人は顔(コスチューム)と名前が一致してきていた。くわえてもうすぐ4歳になるので、そろそろ1,2時間ぐらいなら座って観れるかもな、端っこに座ればちょっと離席もできるだろう。みたいな感じで当日券を手に入れた。

結果としては、帰り道に「楽しかった!」と言ってくれたけれど、なかなかツラい時間でもあっただろう。ポップとはいえ、やはりジッと闘いを見つづけるほどの集中力と体力はまだなく、試合の内容にかかわらず入場後はおもちゃで遊んだり、自分の膝の上に立ってみたり(最後尾の席なのでギリギリ迷惑ではなかったと思いたい)、最終的には「帰りたい!」と訴え、そのまま膝の上で寝てしまった。はじめての場所で、はじめての経験だったので相当つかれたのだろう。

そんな感じで特典会を横目で見ながら即座に退散したけれど、それでも良い体験になった。フォロイーとも喋れたし、子どもにとってもポジティブな思い出のひとつになったようなので(動画を見かえしながら「ここに行ったよね! また行きたいな」と言ってた)、また連れていきたい。次は2年後ぐらいか?


で、なぜ子どもを連れていったかといえば、それぐらいしてでも「見たい!」と思うカードだったからだ。とくにキラ・サマー選手そして高見汐珠選手のデビュー戦がとても気になっていた。

キラはオーストラリア人のレスラーで、まだバックグラウンドはちゃんと知らない。ただこの日の試合はすでに落ち着きがあって、同期で最初に勝つのはこの選手かもなと感じた。東京女子では比較的パワー系のレスラーに分類されるだろう。もっとキャラクターも知れれば、きっとすごい好きになりそうな気がする。デビューから応援できることの面白さや幸せってこういうところなんだろうな。

対して高見汐珠は、このデビュー戦で圧倒的に注目をひきつけた。会場でステッカーをもらったりしながら何度も「この人、本当にレスラーになるのか…?」と思っていたが、これは今日のために丁寧に張り巡らせられた伏線だった。一言で言えばポジティブな裏切りだ。とくに試合中の声がすごく良くて、キャラクター、試合内容、本人のポテンシャル、会場の空間にフィットしているような感じがした。「勝てそうだったか?」という質問にはNOと言わざるを得ない。しかしデビュー戦の時点で勝ち負けを越えたものを見せられてしまった。M-1で言えば「はやく2本目が見てみたい」ってやつ。


もうひとつのお目当ては、享楽共鳴(ハイパーミサヲ&中島翔子)対上福ゆき&原宿ぽむで、一方は子どもが、もう一方は私が応援しているので、実質親子対決のカードだった。試合はハイパーミサヲの勝利で、家庭的にはベストだ。

なぜ東京女子が好きなのか。その理由のひとつに「ビッグマッチでなくても面白い」というのがある。いわゆる「前哨戦」もあるけれど、そういったビッグマッチのためではない試合がたくさんある。ミサヲ選手はその目立った一人だが、原宿ぽむも上福ゆきも本当に試合ごとのテーマづくりやギミックが上手い。「誰が勝ったか?」ではなく「どんな試合だったか?」を気にさせてくれる。

そういえばぽむちゃんとかみーゆのイベントがそれぞれ月末にある。どちらも行けるかわからないままチケットだけ押さえてしまった。今年もズブズブの関係になることは間違いなさそうだ。


本当はもっと書くことがあった気がするけど酔いが回ってきたので寝よう。こんな感じでこぼれおちる記憶がたくさんある。


Into the Fight

2024/02/25

「ブログを書いていないとき」というのは死んでいる日に近い。実際「何をしたか?」と聞かれても、「仕事か子育てかLOST JUDGEMENTだ」としか答えられない(これらが死んでるという訳ではないのだが)。

じゃあなんでいま書いているかと言えば、ちゃんと気力が戻ってきたことと、そして2.25のDDTの「Into The Fight」のメインイベントが素晴らしかったことを覚えておきたいからだ。


このメインイベントはEXILE TRIBEの武知海青のプロレスデビュー戦だった。

これがメインイベントであることは一切問題がない。なぜなら後楽園ホールは札止めになるほどチケットが売れ、それはどう考えても武知「くん」が出るからだ。自分が配信を観たのも興味本位であることは間違いない。

エンターテインメントの快楽のひとつは「裏切り」にある。最上級の裏切りが今日あった。それは武知「選手」の入場、そして一発目のドロップキックだ。たった一瞬でプロレス初見の武知くんファンたち、そして武知選手がどんなものか観てみようとしていたプロレスファンたち、ほぼすべてを魅了したと思う。

頭で理解してはいたけれど、あらためて声援がどれだけ重要かということも体験した。2.14の「花より熱波3」における上野勇気対男色ディーノ戦でも声援の凄さを味わったけれど、今日の声援はもっとプリミティブなものだった。武知選手がリングから落とされたときの悲鳴、そう、悲鳴があった。応援や声援だけではないリアクションがこれでもかというぐらいあった。このリアクションが武知選手、そしてその他のレスラーたち全員を最高のコンディションにしていたのだ。



18日。子どもと連続で一緒に。ちかくの公園で走り回り、マクドナルドでいつも通りナゲットを食べて、家でもまったく寝ずにドズル社(のはず。関連動画かもしれないけど)を見まくって、むしろ私が昼寝している間もずっと元気だった。この元気さはなんなんだ。

夜はさすがにグズるかと思ったが、まったく期待は外れて、外食もきちんと食べて、しっかり20時に帰宅。さすがに私がつかれて「もう寝よう」と無理やり布団に連れていったら、おそらく同じタイミングで爆睡した。

そういえばテレビを観ているときに急に泣いてしまって、聞いてみたら「〜が悲しかった」と答えていた。怖くて泣いたんじゃなくて、悲しくて泣いたのか…もうそんなところまできてるの? あとタイマン森本のエンディング曲を聴いて「悲しそうな曲だね」と表現していた。私に似て「悲しさ」に対するセンサーが発達したのか。


ブログの不具合(imgタグにwidthをつけわすれてた)を直そうとローカル環境を立ち上げようとしたら、また動かなくなっていた。ちょうどnodeのバージョンも古くなってることに気づいて直していたら結構時間がかかってしまった。このあたりの知識をどこかに書いておかないといけないのだけれど、どうしても集中すると「つくること」にだけ時間を割いてしまい「記録すること・立ち止まること」に注意がいかない。よくないと思いつつ、そんな自分をちょっと好きになってしまうのが最低なんだろうな。


昼休みに同僚を誘って闇鍋人狼。まだルールを把握しただけだったが、ちょうどいい感じだなー。ただちょっとライトすぎるきらいはあるかも。もう一度だけやってみようと誘い、次は真剣にやってみる。


1日中子どもと遊んだ一日。

私が幼少のときに遊んだレゴブロックを親がとっておいてくれていて、とうとうそれを子どもが遊んだ。ブロックの99%は私が組み立てることになったが、現在のレベル感を測るちょうどいいオモチャになった。ちょうどマインクラフトも見始めたし(マイクラだとは認識していないだろうけど)、ブロック遊びが一人遊びのコンテンツのひとつになってくれるといいな。

できあがった城は、ところどころが日焼けしていて、ブロックのサイズもちょっと変化しているぐらいに感じた。このレゴで遊んだ記憶はすぐによみがえった。魔法使いのキャラクターが持っていたうす汚いホワイトの杖を見たとき、ひとり部屋のすみでごっこ遊びをしていたことや、そのストーリーもすべて思い出せた。


目標から生まれる小さなルーティン的なプロジェクトをどう管理するか迷う。

ざっくり「目標」→「プロジェクト」→「タスク」と、どんどん具体性が大きくなるわけだが、「目標」→「タスク」という関係性を許容してよいものか。許容すべきなのだけれど、この関係性をどう表現して記録すればよいかの答えが上手く出ない。

仮説として、目標のために定期的にやるプロジェクトがあるはずだ。そのプロジェクトの起票をサボらずに手動でも作るべきなのかもなー。たとえば「資格をとる」みたいな目標があるとき、プロジェクトとして「〜の科目を勉強する」みたいなものをちゃんと作って、プロジェクトが週に1つ以上完了したことを確認したりすべきなのかも。

「やればいいだろ」って話なんだけど、どれだけズボラだったりクソ人間であっても勝手にやってしまうような仕組みにできないものか。「怠惰」もここまでくれば立派な才能だろう。だからエンジニアなのか自分は。


新潟の東京女子プロレス興行とファンミーティングが、めちゃくちゃ良さそうだった。子どもを連れてでも行くべきだったかな…

ぽむちゃんの私服が最高なことは言うまでもなく、辰巳リカさんの赤いドレスはこれまでに見たなかでも群を抜いて素晴らしく感じた。この人の美しさというのは外見と内面が完全に一致している。


ZAZEN BOYSの「HIMITSU GIRL’S TOP SECRET」のライブ、はじめて見たかも。と書いたけど前に見たな。あのとき感じた驚きよりも今のほうが驚いているかも。シンプルに自分のリズム感が向上したんだな。


いろんな仕事論を見るに連れて、あらためて「右肩上がりに向上する」ことから離れる勇気が大事な気がしてきた。大事と言うよりは離れることをキャリアに組み込む必要がある、と言ったほうがいいのかも。一流のエンジニアになるためには? きっと方法があるだろう。本を読め! でもその前に「なぜ二流のエンジニアになりたくないのか」を考えるべきなのだろう。不安駆動で成長を目指すエンジニアは見たことがない。