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2020年4月4日、土曜日。 最近夜型が当たり前になってきた。昨日からずっと30年前のフジテレビのスタジオで暮らしている。

食洗機の手配を早速済ました。再来週には設置してもらえそうで恐縮してばかりだった。店員さんに最近の状況を聞いたら「むしろ外出自粛で自宅にこもることが増えるので家電を買い換える人は増えたかも」とのこと。

あとはパッカーズのブログを更新。デビン・ファンチェスがコルツから加入。それなりに実績のあるプレーヤーなので楽しみ。


AWS CLIをDocker経由で利用できるように、公式がAWS CLI v2 Dockerimageを公開。Dockerイメージの公開と操作方法を解説してくれた。

たとえば下記のコマンドを利用することで、ホスト内の設定やCredentials(.aws)とカレントディレクトリをコンテナと共有させてawsコマンドが使える。

$ docker run —rm -ti -v ~/.aws:/root/.aws -v $(pwd):/aws amazon/aws-cli 公式ではこれを aws エイリアスとしておくことを推奨している。バージョンが気になる人は指定すればOK。

---ついでにServerless Frameworkも勉強してみた。最初はAmazonのサービスかと思っていたが、どうやら違うようだ(これがさらに誤認識だったりして)。その程度の理解だけど、とりあえずメモ。

  1. あらかじめserverlessのサインアップとAWS、githubとの連携を済ませ、serverlessを(npmなどで)インストールしておく
  2. serverless login でターミナルからログイン
  3. serverless コマンドでプロジェクトを作成して、 serverless deploy でLambdaにアップすることができる
  4. serverless.yml を編集して設定可能。API Gatewayを作るだけならすごい簡単

やっと簡単にgit管理しながらLambdaのプロジェクトを作ることができた。次のコマンドでイベントを実行することもできるみたい。本当にどんどん便利になる。

serverless invoke —function {ファンクション名} -p {jsonファイルのパス} —log さっそくSlack App用のLambdaプロジェクトをServerless Frameworkで作成しなおしてみた。

ところでいつもjsonの扱いを間違えて1時間かかるので気をつけないと。とくにSlackからのwebhookの”body”は文字列であることを忘れないように。

chat.postMessage を使うまでにもめちゃくちゃ時間がかかった。公式のドキュメントがまちがっている?

トークンをヘッダに入れないといけないはずだけど、その旨が書かれてなかった。自明だからか。


2020年4月3日、金曜日。

会社の最終出社日。退職でもないし、こういう状況で社内の人数も少ないので、とくに送別の雰囲気もなく終わった。個人の性に合う、ほぼ理想に近い最終出社だったと思う。

帰りしな、家電量販店に寄って食洗機の導入を相談した。帰宅後は配偶者がカレーを食べたいというので作ったけれど、配偶者に合わせて甘口を食べた。ほぼ「カレーのような食べ物」だったけれど滋味はあった。陳腐な感想だけど年齢が一桁だった頃を思い出す。


EDINETのXBRL解析は、MySQLをインストールして「過去5〜10年のデータを溜め込む」ことができたので、数年間にわたっての「1株あたりの価値」を見ることができるようになった。ためしに気になっている株を適当に見てみた。

昨日考えていた現状の株価を出す機能の開発を忘れていたので、明日以降にやるつもり。また処理とDBを同じコンテナ内でやっているので、これを分離させてdocker-composeで管理できるようにもしてみたい。 そこまで終わったらQiitaに投稿して、アウトプットのまとめをしておこうかと思う。

---昨日の『アメトーーク』の「みちょぱスゴいぞ芸人」は、このブログでは本当に何度も言っているので言い疲れたけれど、それでも将来の記録のため書いておこう。今日の放送は、バラエティ好きとして大笑いしながら見つつも、自身に深く刻み込まれてしまった《コンプライアンス》が何度もレッドシグナルを出していた。絶対に炎上するぞこれ。 私だって素直にみちょぱを褒めたい(先に言うけど、つまるところ関係性のプロがみちょぱだ。やりたい/やってほしい役を察知してくれるから、どんなこともできる。個人的にはそこに対する負い目のようなものを感じている「にこるん」のほうが共感はするけれど)。しかしバラエティはドラマじゃない。

あの場で行われていることは現実だと認識されて(みんな居酒屋の隣の席を見ている気分になっているのだ。めちゃくちゃ的を得ているアナロジーでは)、みんな怒りを覚えている。

そんなことを考えていたら、さっそく炎上してそうなタイトルの記事が目に入った。読むのはやめておこう。

---そんな感じで無駄に疲れを感じていたら、たまたま志村けんといしのようこの「五時の夫婦」のyoutubeがレコメンドされた。気づいたら2時間ぐらい見てしまっていて、あっという間にいしのようこのファンになっていた。コンプライアンス疲れの行く先は、コンプライアンスのまだ無かった「あの素晴らしい頃」かって? だったら相当にダサいぞ。 とりあえずしばらくは、このコントにコンプライアンスの流れ弾が当たらないことを祈ろう。「インターネットによって現実と虚構を区別できなくなる」という警鐘は、あながち棄却できないかもしれない。時間と空間が消えたいま、2020年のテレ朝のスタジオだって、1990年のフジテレビのスタジオだって、ヤフコメの照準は合わせられるのだから。


理論株価

2020/04/09

2020年4月2日、木曜日。 先日のEDINETのXBRLファイルの解析について、 edinet_xbrlというライブラリを作っている人がいた。ファイルのダウンローダーもパーサーも備えていて、ほとんどこれに頼ればよいことがわかった。

おかげで『知ってそうで知らなかった ほんとうの株のしくみ』を参考に、気にしている株の「1株あたりの価値」を出すところまでできた。たとえば日本電気硝子株式会社は現在1,326円だが、計算では2,972円になってもいい、と出た(注:当然ながら適当な結果ですので、投資は自己責任で)。

まだ実際の株価は手動で見つけるしかないのでこれをスクレイピングで取得することで、安全圏の調査までを自動化できるようにしよう。


2020年4月1日、水曜日。エイプリルフールは面倒なので無視。

理由あって休職の準備を進めている。今週で終わりを迎えるので、今週は業務を一切していない。素晴らしい「成果」」だ。新型コロナウイルスのせいで普段のマネジメントと多少異なるスキルが必要とされるが、次のリーダー・残るメンバーが上手くやってくれることを祈る。


この1年間を振り返ると、マネジメントを意識的にやった一年だった。とくに意識したことを振り返ってみると、こんな感じだったように思う。

  • 「友人」に先立って「仕事仲間」であることを意識させる* 「一緒に仕事をしてくれていること」に対しては素直に感謝を表す* メンバーの行動を客観的に描写して、本人の自己理解を促す* メンバーをどう評価しているかを定期的に伝える* メンバーの特徴・現状に応じて、自分の期待の提案を使い分ける* 仕事に慣れてない、まだ信頼関係がないメンバーには、期待する「行動」を伝える* 主体的に動けるメンバーには、期待する「ゴール」を伝える* チームの運営ルールはぜんぶ相談する。ただし決定権は自分がもつ実務レベルの貢献のほか、メンバーの効力感を高められたことが大きかった。各メンバーがひとつ「殻を破る」ような動きを見せてくれたことは、本人の姿勢は言わずもがな、自分がリーダーをやってよかったなと感じたこと。

チームの人数が10人を超えていたためやりづらい点は多々あったし、もうすこしエンジニアとして貢献したくもあったが、それなりに良い経験だった。複数チームの管理が今後のキャリアパスの短期目標になるだろう。なんて、久しぶりに仕事の話。

---フジテレビのバラエティは好き嫌いがハッキリ分かれるが、今日の志村けんの追悼番組は最高によかった。もし「自分が一番笑った瞬間」を尋ねられたら、たとえ笑いの量が劣っていようとも、絶対に今回の追悼番組のオープニングを紹介することに決めた。 コロナウイルスの影響で演者どうしの距離感が距離感が極端に空き、このスペースを埋めるために大きな遺影が置かれ、その全体を写すために(おそらくクレーンカメラから)引きで撮られた映像は、まぎれもなく「コント」である。高木ブーの「志村けんは死なないの、ずっと生きてる」はオカルトではなく真実だった。そう自分は評価している。

これで志村けんの最後のボケは「故人を偲ぶコメントを(写真経由で)邪魔した」ことと、「どう考えても遺影を突き破って飛び出てきそうなのに、まさか出てこない」ことになった。ご自身の仕事を最後まで貫いたのだ。カッコいいと思う。

令和2年、2020年。ノムさんが亡くなり、志村けんが亡くなり、私は大人になる。


2020年3月31日、火曜日。

新型コロナウイルスの影響で株価が下がっている。日経平均は一時期16,000台に突入し、すくなからず自身も影響を受けている(数万程度の話だけど)。

それでせっかくならスクレイピングの実践編として有価証券報告書を扱ってみようと思い立ち、調べてみたところ、EDINETで有価証券報告書をAPI経由で取得できそうなことが分かった(XML形式、拡張子はxbrl)。試してみよう。

XBRLファイルのダウンロード

まず下記のURLにGETを投げることで、dateで指定した日付に好評された資料一覧を取得できる。 https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/api/v1/documents.json?date=2020-03-31&type=2 このレスポンスのうち、formCode =030000 かつ doc_type_code = 120 であるものが有価証券報告書だ。上記のレスポンスだとダイトロン株式会社などがあてはまる。

つぎに該当の企業のdocIDを参照して次のようなGETを投げる。 https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/api/v1/documents/S100IB58?type=1 するとXBRLファイルの詰まったzipファイルがダウンロードできる。ちなみに type=2 にすればPDFがダウンロードできる。

このzipファイルを解凍したうえで必要なXBRLファイルと中身を見つられればスクレイピングも可能そうだ。Pythonでzipファイルを解凍したことがないので、次はこれを勉強しないと。


謝罪させたい人について。

私は仕事もプライベートもミスや判断の誤りが多いので、上司・部下・友人・配偶者問わず、いろんなところに謝っている。なので謝罪は日常茶飯事なのだが、ときたま謝罪を要求してくる人に出くわす。こういう人の気持ちがあまり理解できない。

自分だったらどうするかなと振り返ってみると、評価するだけだった。つまり「それは私の考えより正しそうに見える」とか「それは検討するに値しない」とか。それで終わりであって、「だから〜は謝罪するべきだ」という論理には行き着かなかった。

たぶん自身が理解・納得できない話はイコール悪で、殲滅しなければいけないのだろう。なんて久しぶりに考えたけれど、私の態度がメジャーでないことは理解している。明日もSNSは荒れるんだろう。


2020年3月29日、日曜日。

都からの自粛要請が出ている。金曜日に品川シーサイドのイオンへ出かけてみたが、この前は「写真撮影NG!!」なんて立て札のあったトイレットペーパーのコーナーが完全に占拠されていた。とうとうお尻を紙以外の何か(配偶者が植えたチューリップの葉っぱとか)で拭くことを検討しないといけなさそうだ。

しかしその他は何ら変わりない。家から「出れない」ことのストレスは人並みよりは少なく、その時間を有意義に使うことも無意味に浪費することも、どちらもできる。前者は久しぶりに料理をしたし、後者は逆転裁判の4〜6や『メダロットクラシックス』をやりなおしたりした。

料理は『家事ヤロウ』に触発されて、和田明日香さん紹介の卵焼きを作る。海苔の佃煮と片栗粉を使って卵焼きモドキを作るのだけれど、海苔美味しいですよね、ということで早速。配偶者は卵を巻かないと(見た目的に)食べられないとコメントしていた。


オリンピックの延期や「お肉券」について。

みんな色々と日本のことを憂慮しているのだな、とあらためて思った。私はオリンピックが実施されようが延期されようがどうでもいいし(住まいの位置が会場と近いのでちょっとイヤなぐらい)、もし「お寿司券」を貰ったら近くのセブンイレブンでカラーコピーしてバラ巻くことを夢想するぐらいの頭の良さがある(自らへの皮肉)。

SNSでは政府やWHOの行動に対する文句が見られ、テレビではオリンピックの延期やオーバーシュート(邦訳すると「感染爆発」。こちらのほうがいいですよねえ)に関する話題が挙がっている。それよりも「トイレットペーパーが買い占められたまま、オリンピックが始まっていたらどうなったか」をバイキングとかで取り上げるべきだと思う。

---ところでこの日記を、できるかぎりプレーンな形式で保存しておけるようにマークダウンで記述することにした。これまでも同じようにはしていたがRe:VIEW形式にも変換できるようにしたので、PDF化も簡単となった。 VSCodeをZenモードにできることも覚えた。今年の執筆環境はこれで完成かしら。