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ネイティブアプリについて3連休で色々と計画が立ってきた。

いくつか触ってみた結果、Nuxt.js、Firebaseを使ってPWAアプリを作ることにした。本当はAWSやGCPも触れたかったが、圧倒的に簡単に思えたので、まずはこれで試してみる。

AWS、GCPは家の中のIoT連携で多少使えたし、いったんOKとしよう。AWSは資格のために勉強するかも。


半年ぶりにTOEIC受験。以前より点が下がるような気はするが、それほど気負わずにリスニング・リーディングできている自分に気づく。

これは確実に3ヶ月間ぶっ通しでNFLの情報を浴びたおかげだろう。われらがグリーンベイ・パッカーズはとうとうカンファレンス・チャンピオンシップにまで進んだので、まだまだ学習機会はある。

DMM英会話もついに体験を終えたので、適当なタイミングで一度受講してみようと思う。スピーキングのスキルはまったく伸びていないので、そろそろつけてもいいだろう。

---そういえば1/3から1/5にかけてハロコンと新日のイッテンヨン・イッテンゴに行ったことを書いてなかった。 1週間経つともう良い思い出になってしまって語るほどの熱量が失われたが、あらためてこぶしファクトリーの解散はちょっと辛い事件であると思う。あまり邪推はしないけど、まあ色々あったのだろう。

しかしプロレスを深く知るなかで、こうした事件をどう解釈するかは大きく変わった。私がこれから10年かけて楽しみにするのは、いつか井上玲音がボイパを復活させることだ。令和2ケタの年にれいれいがスクラッチでもやろうものなら、私は40代になろうが構わずに泣くことだろう。


Reactを使ってネイティブアプリを作るしかないと思っていたが、もうすこし調べてみるとVue.jsを使ったPWAを作ることができるようで、実際に静的なページはアプリとして配布するところまでできた。

今回はGithubPagesにアップしたが、これをFirebaseでやるようにすればDBや通知もできそうなので試してみる予定。

それにしても仕事でクラウドを使わないので、AWS、GCP、Firebaseなどなど。どれを使って自分のやりたいことを達成すればいいか。アーキテクチャの判断にかなり迷ってしまい、肝心の実装に進むのがちょっと怖くなるのが課題。そんな人生賭けるようなアプリを作るわけじゃないので、まあ作ってしまうけど。


w-inds.について。当ブログではもう6,7年前頃になるだろうか、かなり熱を上げて取り上げていた。

最近はブログの更新をしていなかったけれど、それでも(リアルタイムではないですが)すべての曲は聴いていて、そのうえで「保留」するのがここ数年だった。もう少しよく言えば「準備期間」なのだと感じていた。

そして今日たまたま『Get Down』のカップリングである「Femme Fatale」を聴いたとき、一気にすべての熱量が戻ってきたのを感じた。

---「アーティスト」だとか「世界標準」だとか、そういう路線はもちろんマーケティング的には正解だ。実際に自分がw-inds.に再入門した頃から比べて、まだ評価と実績に差があるとしても、確実に評価を上げてきたことは確かだろう。 しかしその一方で、僕がw-inds.に求めるのは「歌謡曲」と「(日本の)ヒップホップ」である。 「Femme Fatale」には自分の求めるものがほぼ全て詰まっていた。日本だから聴ける音楽、w-inds.だから聴ける音楽だと思う。 ---そして「2020年はどうするんだろう」と思って調べたら、「DoU」がMV公開されていた。これがひっくり返るほど良曲で、もう2020年のベスト10のひとつが決まった。 サビでいったん落としたりできるかぎり音数を少なくしたりは前作の影響を感じる。もっと聴き込めばたくさんの発見があるだろう。

しかし各シーケンス、フレーズのテクニックを語る前に、曲全体がw-inds.なのである。このことがただ嬉しくて、そしてやっぱり彼らの魅力だと思う。

「2.1枚目」というか、その0.1が大切で、たとえばそれは龍一・涼平の両名によるラップの気障なところに詰まっている。(批判でなく比較するだけだけど、フリースタイルダンジョンに巣食うモンスターには絶対にできない。)

---このブログを書く間に「DoU」を6,7回リピートしたけれど、ついに「3度目の完成形」が始まるような直感がしている。 今年はw-inds.を真剣に追っかけないといけなそうだ。


サーバレスアプリケーションの学習のため、AWS Lambdaの本を少し読む。

AMIロールについてやっと理解できたのが今日のよかった点。ここを理解できたので、あとは必要なサービスに慣れていけばよさそう。Lambda単体の実行はできるようになったので、すこし連結させてみたりDynamoDBを活用してみたりするのが次の目標になるか。


溜まっているバラエティを元旦から振り返って見ている。『新春テレビ放談』がそのうちのひとつ。

恥ずかしながらドラマのことは本当に何もわからないのが(「あな番」と「アナ雪」の違いだってわかったもんじゃない。もしかしてこんな洒落すでに使い古されてるかも)、たぶん正しいのだろう。

バラエティは『水曜日のダウンタウン』以降は変化がない(この「変化」というのは、わたしたちのコミュニケーションを変えるようなものだ)。おそらく2020年もテレビは面白いまま変わらないだろう。

その一方でそろそろ新しい世代のバラエティ観が育っているはずだ。それは自分の知らない場所 ― YoutubeとかAbemaTVとか ― で起こっているのかもしれない。

いまの高校生が面白くなろうとしたとき、彼は何をトレースするんだろうか。もしかしたら面白くなりたいと思わないのがイマだったりして。


このブログと並行して2つほどブログを立ち上げた。それぞれアメフトと英語自習に関するもの。

このブログのカテゴリのひとつとしても良かったのだけれど、はてなブログを一度使ってみたかったことと、SEO的な観点を試してみたかったことから別にすることにした。

ちなみにアメフトは11月ぐらいに立ち上げて既に30記事ぐらいを書いている。相変わらず読者は5人ぐらいだけど、エントリの平均文字数は4,000ぐらいあるだろう。ちょっとした執筆レベル。

英語自習のほうは、自分の好きなアニメのディクテーションを記録するサイトにした。今年中になんとかサイトとして成立するぐらいのコンテンツになれば。


そういえば上述のアメフトブログにかまけているせいで、『M-1グランプリ2019』の感想をブログにまとめていなかった。

お笑いの賞レースだけはTwitterを使ってリアルタイムでつぶやき続けているので、半分ぐらいは既に書いている通り。

ひとつビックリしたのは立川志らくが自分の想像よりも早くテレビにフィットしていたことだ(2019年はずっと「立川志らくが可愛くなるよ」と言い続けていた。彼を知らない人は当然理解していなかったし、彼を知っていると思っていた人は信じなかった)。

去年の彼ならすゑひろがりずに対して「こんな場所でやる芸じゃないよ」とか言うもんだと思っていた。それがまさか、かまいたちと上手に掛け合いながら大会に欠かせないピースとして働いていた。

志らくだって「コンプライアンス」にはこんなすぐに飲み込まれるような状況なのだ。とこのブログを書きながらあらためて衝撃を受けている。

---たとえばその反動は、おそらく2019年の『水曜日のダウンタウン』の企画「モンスターアイドル」に出ているのだろう。 ああいった企画は苦手なので観なかったが(たぶんだけどあれBiSHってやつですよね。ハロプロ国で暮らしているせいか、どうにも肌に合わなくて)、きっとあれは「コンプライアンス」に対するささやかな反撃だったはずだ。

個人的にはそこにエネルギーを集中してしまったせいで、『クイズ正解は一年後』がおざなりにされてしまったのが残念。でもアイドル好き・バラエティ好きの人からすれば楽しい番組だったでしょう。

---そういえば『M-1グランプリ2019』の話でもうひとつだけ。今年は「優しさ」みたいなのがテーマとして語られているけれど、とくに今年から注目するようなことではないことは確かだ。 むしろこれは逆なのだと思ったほうがいい。われわれが「いまは〜がトレンド」と言っているとき、そのトレンドはもう終わっている。

たとえばだけど来年は便所の落書きを漫才にするコンビが出てくるかもしれない。お笑いってそうゆうものやから。


ひさしぶりの日記。 2019年もいろいろあったが、年を重ねるに連れてやりたいことをやれているように思う。

2020年の個人目標を考えた結果、プログラミングと音楽を続けたい気持ちは変わらず。以下簡単に。

英語学習

プログラミングをやるにせよ、音楽をやるにせよ、趣味のアメフトやプロレスを見るにせよ、そろそろ英語を本腰でやらないといけないことに直面した。

いまはリスニングもリスニングも十分なレベルではなく、そのためライティング、スピーキングに手が回っていない。

今年は英語のアニメ(おさるのジョージ)を字幕なしで視聴できる程度のスキルをつけることを目指して基礎的な練習を続け、とくにリスニング能力を伸ばしたい。

開発

これまでJavaとJavaScript、たまにrubyを使ったりしていたが、前から気になっていたGolangを今年はチャレンジしてみることにした。

また「一人でアプリケーションをつぅる」ことを目標にして、簡単なクラウドまわりの知識、フロントエンドの開発スキルも覚えるようにする。最低限食べるに困らない実力は今年で身につくはず。

音楽

去年まで参加させてもらっていた<絶対忘れるな>を脱退して、そこから今日までは一切のアウトプットをやらなかった。充電期間といえば聞こえがいいが、ただ単純にプロレスとアメフトにハマりすぎただけだ。

ただ自分しか作れない音楽がまだあるのは事実で、今年のうちに数曲は形にすることだろう。ラップの練習をもう一度やりなおさないと。


元旦はHuluで『さよならたりないふたり』を視聴。とんでもないライブだった。

漫才の内容を飛び越えて、ただ「2人が出会った」ことの凄さを痛感した。男性は、そして女性も、自分にとっての若林/山里を探したことだろう。


2008年から始まった『キングオブコント』が、まさかここにきて一つの完成形を見せてくるとは思いませんでした。

ネットではおそらくある程度の炎上もあるでしょうけど(たとえば「けっきょく下ネタかよ」とかさ)、私は本大会を 「史上最高」 であったと断言します。

久しぶりのエントリのため文章力が極端に低下しているんですが(笑)、熱量だけで書ききっておきます。

明確な「ルール」が明らかになった年

そもそもキングオブコントは、開催年によって盛り上がったりそうでなかったりする大会でした。それには理由があると考えています。「批評のしにくさ」です。

「ネルソンズのネタはベタな設定なのに笑っちゃう」とか「GAG宮戸のブラって意味ある?」みたいな単純な感想はいくらでも言えます。

しかしキングオブコントを一種の「スポーツ」として見ながら分析することがやりづらかった。

そういった状況が、今回の大会を経るうちに「キングオブコントで勝つためにはどんなコントがよいか」、つまりキングオブコントという「スポーツ」のルールが視聴者にも伝わった。

このことがどれだけ大きな影響になるかは後々のキングオブコントを見ない限りわかりませんが、私はここからキングオブコントが一気に盛り上がりを見せることに全額ベットします(2人の読者なら、この読みを信じてもらえるはずです)。

キングオブコントのルール

今年明らかになった「キングオブコントのルール」とは何でしょうか。 それは 「シンプルさ」「爆発」 です。

言い換えれば「シンプルな笑いを繰り返すこと」、そして「その中でさらに大きな盛り上がりを作り出すこと」が、2019年のキングオブコントの「攻略法」です。

これは松本のコメントによって明示されていました。

そしてどぶろっくは、この攻略法を熟知していたかはともかく、完全にこのスポーツにフィットしたネタを繰り出しました。

「イチモツ」による笑いの繰り返しと、「ついでに〜」で大笑いを積み重ねる。複雑さの欠片もない、シンプルと爆発だけを完遂したネタでした。

「いや〜、こんなことでいいんだな、って思いましたね。ずっと笑っちゃいました」とは大竹のコメントです。

ちょっと話が逸れますけど「歌ネタ」は「サビの繰り返し」と「最後の大サビ」がある訳で、ハマりさえすればキングオブコントの攻略法をすべて満たせるじゃね? ってことも明らかになりました。

バナナマン設楽の哲学とかが屋

どぶろっくの優勝以外の「事件」としては、かが屋の点数が視聴者(とくに玄人視聴者)の想像より低かったことがありました。

かが屋のネタは演技力に支えられています。個人的には、最初の花束を持って呆然としている姿が「もっとも爆発した」瞬間でした。かが屋なりには反復も盛り上がりもあったんですが、どぶろっくの後という順番の兼ね合いもあって点数はまったく伸びませんでした。

しかしその中でかが屋に対して最大級の評価をした芸人がいます。バナナマン設楽です。

僕はすごい好きでした。僕らも11年前に出てるんですけど、決まった時間で”蛍の光”をかけて時間軸をわらかせるのを説明してないってのは相当高等な技術なんです。

だから多分もっとここに爆発的な笑い声になる笑いが入ればよかったんですけど。でも、僕はすごい好きで、作り方が上手だなと思って高得点にしたんですけど、はい、残念ですね。

この引用を書いているだけでもちょっと泣けてきますけど(笑)、設楽なりのコント観が反映されたコメントでした。「爆発」だけを見るのではなく、別観点からの評点もしてあげたい、という彼の哲学が見えたと思います。

このように「誰が優勝したか」とは別に、こういったシーンを楽しむことができたのも今年の素晴らしかった点です。

というか今年は設楽のコメントが全部芯を食ってて、かつ色気もあるんですよね。さらには最終決戦ではどぶろっくに最高点をつけていることも見逃せません。このバランス感覚だったりセクシーさは、尊敬するレベルを超えて怖いぐらいです。

批評性と物語性の両輪を備えた2019年

本大会はそういったスポーツ性=批評性をわかりやすく教えてくれるだけではなく、どぶろっくが優勝することで「賞レースと関係なさそうなコンビが大爆発する」といった、番組としての面白さも存分にありました。

誇張すれば一発屋として消費されたコンビの逆襲が清々しく描かれていて、最後の江口が柄にもなく流した「ガマン汁」にヤラれてしまった人も多いハズです(私ももらいガマンした一人です)。

設楽の「どぶろっくはカッコいいなと思いました。生き様が反映されているというか」というコメントの通り、芸人が自分の武器を信じて続けた結果、思いがけないご褒美が与えられました。

番組終わりの「ごめんなさ〜い」も含めて、2人の人生がよく出ている3時間だったと思います。

今後の展望

最後に今後の展望を考えましょう。 まずある程度キングオブコントを真剣に獲りにいこうと考えているコンビであれば、絶対に上記の「攻略法」が読み取れたはずです。

いつも作っているネタとは別に「キングオブコント用」のネタが必要になるのだ 、とハッキリと腑に落ちたでしょう。

そのため来年は確実に「シンプルに爆発させる」ことをテーマとしたネタが増えるはずです。脚本の複雑さはなるべく削り落として、ひとつの面白さを反復させる。

さらにはこういったネタばかりになれば食傷気味になるので、これまで通りに演技力と脚本力で勝負するコンビもいるでしょう。少なくとも**「求められているルールに対してどうアプローチするか」** が重要になることは絶対です。

M-1が「手数論」となり、「手数論」を最終年にスリムクラブが解体してみせたように、きっと今後のキングオブコントは様々なトレンドを乗り移りながら、その年ごとの「爆発」を見せてくれるはずです。

私みたいな素人が好き勝手言ってごめんなさ〜い。では。