仕事机の上にまな板を起き、そこにサラダチキンを載せ、包丁で切りだした1枚にコチュジャンとマヨネーズをつけて食べながらハイボールを飲んでいる。もう仕事机で睡眠以外はできそうだ。リモートワークの影響の極みと言えよう。単純に自身の衛生観念がブッ壊れてるのかもしれないが。
久々のブログになってしまった。つまり仕事やプライベートの進展はあまりかんばしくない、っていうことだ。ただその中で東京女子プロレスだけは延々と観ている。3.3の「TJPW LIVE TOUR 2024 SPRING」は、はじめて子どもを連れて観に行ってみた。
去年にエンタメアキバでハイパーミサヲ選手のアクスタを子どもが買って以来、すこしずつ東京女子プロレスの面々を覚えてくれて、たぶん5,6人は顔(コスチューム)と名前が一致してきていた。くわえてもうすぐ4歳になるので、そろそろ1,2時間ぐらいなら座って観れるかもな、端っこに座ればちょっと離席もできるだろう。みたいな感じで当日券を手に入れた。
結果としては、帰り道に「楽しかった!」と言ってくれたけれど、なかなかツラい時間でもあっただろう。ポップとはいえ、やはりジッと闘いを見つづけるほどの集中力と体力はまだなく、試合の内容にかかわらず入場後はおもちゃで遊んだり、自分の膝の上に立ってみたり(最後尾の席なのでギリギリ迷惑ではなかったと思いたい)、最終的には「帰りたい!」と訴え、そのまま膝の上で寝てしまった。はじめての場所で、はじめての経験だったので相当つかれたのだろう。
そんな感じで特典会を横目で見ながら即座に退散したけれど、それでも良い体験になった。フォロイーとも喋れたし、子どもにとってもポジティブな思い出のひとつになったようなので(動画を見かえしながら「ここに行ったよね! また行きたいな」と言ってた)、また連れていきたい。次は2年後ぐらいか?
で、なぜ子どもを連れていったかといえば、それぐらいしてでも「見たい!」と思うカードだったからだ。とくにキラ・サマー選手そして高見汐珠選手のデビュー戦がとても気になっていた。
キラはオーストラリア人のレスラーで、まだバックグラウンドはちゃんと知らない。ただこの日の試合はすでに落ち着きがあって、同期で最初に勝つのはこの選手かもなと感じた。東京女子では比較的パワー系のレスラーに分類されるだろう。もっとキャラクターも知れれば、きっとすごい好きになりそうな気がする。デビューから応援できることの面白さや幸せってこういうところなんだろうな。
対して高見汐珠は、このデビュー戦で圧倒的に注目をひきつけた。会場でステッカーをもらったりしながら何度も「この人、本当にレスラーになるのか…?」と思っていたが、これは今日のために丁寧に張り巡らせられた伏線だった。一言で言えばポジティブな裏切りだ。とくに試合中の声がすごく良くて、キャラクター、試合内容、本人のポテンシャル、会場の空間にフィットしているような感じがした。「勝てそうだったか?」という質問にはNOと言わざるを得ない。しかしデビュー戦の時点で勝ち負けを越えたものを見せられてしまった。M-1で言えば「はやく2本目が見てみたい」ってやつ。
もうひとつのお目当ては、享楽共鳴(ハイパーミサヲ&中島翔子)対上福ゆき&原宿ぽむで、一方は子どもが、もう一方は私が応援しているので、実質親子対決のカードだった。試合はハイパーミサヲの勝利で、家庭的にはベストだ。
なぜ東京女子が好きなのか。その理由のひとつに「ビッグマッチでなくても面白い」というのがある。いわゆる「前哨戦」もあるけれど、そういったビッグマッチのためではない試合がたくさんある。ミサヲ選手はその目立った一人だが、原宿ぽむも上福ゆきも本当に試合ごとのテーマづくりやギミックが上手い。「誰が勝ったか?」ではなく「どんな試合だったか?」を気にさせてくれる。
そういえばぽむちゃんとかみーゆのイベントがそれぞれ月末にある。どちらも行けるかわからないままチケットだけ押さえてしまった。今年もズブズブの関係になることは間違いなさそうだ。
本当はもっと書くことがあった気がするけど酔いが回ってきたので寝よう。こんな感じでこぼれおちる記憶がたくさんある。