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2020年3月29日、日曜日。

都からの自粛要請が出ている。金曜日に品川シーサイドのイオンへ出かけてみたが、この前は「写真撮影NG!!」なんて立て札のあったトイレットペーパーのコーナーが完全に占拠されていた。とうとうお尻を紙以外の何か(配偶者が植えたチューリップの葉っぱとか)で拭くことを検討しないといけなさそうだ。

しかしその他は何ら変わりない。家から「出れない」ことのストレスは人並みよりは少なく、その時間を有意義に使うことも無意味に浪費することも、どちらもできる。前者は久しぶりに料理をしたし、後者は逆転裁判の4〜6や『メダロットクラシックス』をやりなおしたりした。

料理は『家事ヤロウ』に触発されて、和田明日香さん紹介の卵焼きを作る。海苔の佃煮と片栗粉を使って卵焼きモドキを作るのだけれど、海苔美味しいですよね、ということで早速。配偶者は卵を巻かないと(見た目的に)食べられないとコメントしていた。


オリンピックの延期や「お肉券」について。

みんな色々と日本のことを憂慮しているのだな、とあらためて思った。私はオリンピックが実施されようが延期されようがどうでもいいし(住まいの位置が会場と近いのでちょっとイヤなぐらい)、もし「お寿司券」を貰ったら近くのセブンイレブンでカラーコピーしてバラ巻くことを夢想するぐらいの頭の良さがある(自らへの皮肉)。

SNSでは政府やWHOの行動に対する文句が見られ、テレビではオリンピックの延期やオーバーシュート(邦訳すると「感染爆発」。こちらのほうがいいですよねえ)に関する話題が挙がっている。それよりも「トイレットペーパーが買い占められたまま、オリンピックが始まっていたらどうなったか」をバイキングとかで取り上げるべきだと思う。

---ところでこの日記を、できるかぎりプレーンな形式で保存しておけるようにマークダウンで記述することにした。これまでも同じようにはしていたがRe:VIEW形式にも変換できるようにしたので、PDF化も簡単となった。 VSCodeをZenモードにできることも覚えた。今年の執筆環境はこれで完成かしら。


2020年3月30日、月曜日。 起床すると、真っ先に配偶者から「志村けんが亡くなったって」と連絡があった。居間のテレビを点けると、ワイドショーでは、

「志村けん 死亡」

とテロップが載っていてまず笑ったのが最初。そしてまったく落ち着くことのない悲しみを味わいながら、「なんかGoogle検索の予測変換みたいだな」ともう一度笑った。

これから色々と追悼のメッセージがあるだろうが、私が本当に追悼するタイミングは芸人たちのコントになるだろう。バカ笑いさせて/しているときに、ふと大泣きするのだ。


ブログのgit管理をキッカケに、これまでチャレンジしたことのなかったCI(継続的インテグレーション)をやってみようと思い立った。 TravisCIを使ってみたかったのだけれど、はじめてのTravisCI -テストとデプロイを自動化しよう!以外で読みやすい記事がなさそうなので公式ドキュメントを読むことにした。

30分ほど読んでみたがすぐに使えるようになってきた。とくにDockerを利用できるところが素晴らしい(仮想環境だから当たり前といえば当たり前か)。ブログのマークダウンを常にPDF化していく仕組みを作ることができた。

つまりコーディング(執筆)だけに集中すればよく、デプロイ(PDF化)は自動化された訳だ。CI体験としてはかなり素晴らしい初体験となった。

---都知事の会見を見ながら夕食。はじめてマジメに現状の公式情報を把握したけれど、まあこんなもんだろう。「どこも行くなよ〜」と言いたいんだろうけど、自ら言ってしまうのは難しいんだろうなと感じた。 ネット上ではロックダウンの噂があったらしいことも、会見内の質問で知った。トイレットペーパーの件をすでに忘れているのは、Twitterのメディア性に(「なう」が重要であること)よるものだろう。今後は会見の質問で「納豆が完全に売り切れた、とネットで騒がれていますが本当ですか」とか「トイレットペーパー券が検討されている、とネットで騒がれていますが本当ですか」とか、そういった質問で埋まるのかなと考えた。

「特定業種」に対する補償もネットで騒がれている(Travisのビルド中に見た)ことは想像通り。音楽業界も署名活動があるみたいで、ちょっと視界に入ってしまった。たぶん東日本大震災のときには復興ライブとかをやった人だろう。まだやってるのかな。

私のようなハグレモノは、こういう補償を声高に訴えたり署名に参加したりする人がせめてトイレットペーパーやマスクを買い占めたり、1週間かけても食べ切れないぐらいの納豆を確保したりしてないことを祈るだけだ。

---こぶしファクトリーは、人知れずに無観客ライブで解散することになってしまった。自らの判断でライブができないので、どういう気持ちでライブに臨んだのだろうと想像した。 『桜ナイトフィーバー』の頃から音楽的に好きになって、『これからだ!』で完全に(私が彼女たちに)落ちてしまったけれど、最終的には「解散」というより「倒産」に近いような結末を描くことになった。こういう結末であってもきちんと応援できるヲタクの人たちにリスペクトを。

ライブビューイングもBSテレ朝も見ない私は、とりあえずYoutubeで彼女たちの動画を漁ることで個人的な追悼を終えようと思う。お笑いはその瞬間しか追悼できないが、音楽は複製芸術だ。

https://youtu.be/s2XR65k3ptc https://youtu.be/GPFwLgz_Tz4

https://youtu.be/sRnDU6GQpvk


「もっと早くやればよかった」と思うことは無限にありますが、今年はこれが一番かもしれません。 というわけで**「Twitterのフォローを全て外して、リストに放り込む」**

ということをやりました。これほど清々しいこともない。たった2時間ちょっとの雑務でこれだけ気持ちよくなれるなら、もっとフォローしておけばよかったと思いました。


Twitterを始めた大学の頃(調べたら2010年だったらしい。たしかに大学前半はmixiだったかも)から、10年近く悩んでいたことに「タイムラインの政治性」がありました。

カッコつけずに言えば、 **「たくさんツイートしている人のツイートを見ないといけない」**ってだけのことなのですが、なんか「声のデカい人のことばかり詳しくなってしまう」ってのが悔しかったんですよね(笑)。それでウジウジと10年悩んだ結果、「全部読むのを辞めよう」という結論にいたりました。

その代わりに「リスト」機能を使って、「友人関連」と「公式アカウント」みたいにザックリ分けました。今日やった雑務は、数百人のフォローをすべてリストに放り込む作業でした。

こうすることで読みたいときに相手のツイートを読むことができる。 こんなシンプルなことが自分の求めていた仕様でした。

「読みたいときに」ってのが重要で、これまではTwitterを開いたら最後、そのタイミングにたまたま一致した、または何かしらロジックがはたらいたうえで「読む気じゃなかった」ツイートが流れてくる。さらに最近は広告も面倒だけど、それ以上に「フォローした人が好いているツイート」まで流れてくる自体で、まったく食指が伸びませんでした。

---私にとってのTwitterのメリットは、興味ある事柄をフォローする(パッカーズの最新情報を手に入れたりする)以外には、年賀状のようなもので、ときたま相手の無事や最近の状況を確認することでした。 つまり相手の使い方と関係なく、こちらが気にしたタイミングで読めることが重要である、ということに気づいた。というか気づいていたけれど、面倒でやってなかった訳ですよね。やれば「あっ」という間でした。森高千里のアルバムをまだ2枚しか聴いていません。

20年前だって「相互リンク」とか言われてたぐらいで、おそらくTwitterも「相互フォロー」がまだ常識になっているでしょう。そのためこの整理によって、相手からすると「フォローを解除されたのだ。こちらも解除してやれ」という反応もあるはずです。

でもそれは全く関係ないことで、結局は自分が相手に興味を持ち続けていることが重要であって、私への興味を引き続ける必要はないんですよね。なんでもっと早く行動しなかったのだろう。

---というわけで多分ですけど「私も同じ気持ちだよ」という人がいるかもしれないので、ちょっとしたレビュー含めた記録でした。 ちなみに森高千里のアルバムを聴く中で一番よかったのは「勉強の歌」でした。紹介がてらMVも検索しましたが、ダンスも、ダブルのジャケットも、3分半頃に食べるにんじんも、まあ全てヤバいですね。

https://youtu.be/GoEvsP63NSc


クローリングの実践を兼ねて食べログの収集を試してみる。とりあえず上手くいったので、このあとはAWSやGASと絡めて、「Slackで特定の地域を指定したら、その地域の3.5以上の店を集めて、Googleマップにピン留めて、そのURLをリプライする」みたいなのを作れるかなと想像。

すこし調べてみるとLambdaのほかに、Lambda同士の連携をスムーズにやるためにStep Functionsというの機能を使えるみたい。ためしに触ってみたけどまったく上手くいかなかった。また1週間ぐらいかけて勉強しないと。


テレワークの合間を縫って、『Linuxで動かしながら学ぶTCP/IP入門』を勉強し終えた。

初心者向きの本だったので、なんとか半分以上は理解することができたし、実際にネットワークの仕組みをイメージすることができるようになった。学習の記録をまとめなおしてQiitaにもアップ。


コロナウイルスに対しては「感染するかどうかはもう確率に任せて、そういう日常を楽しもう」派だけど、それを後押ししてくれるのがavexが限定公開している過去のライブ動画配信だ。

その中に「2000年の浜崎あゆみのカウントダウンライブ」がある(「○○年の××」のタイトルとしての使いやすさよ)。これがとんでもなかった。

2020年基準だと「VHSか?」って思うぐらいの画質の粗さが素晴らしいこと。どの曲もなんとなく歌えること。フリコピをしているお客さんを見れること。何より「あゆが可愛い」ということ。

https://youtu.be/qZlo5HtEiy8

「evolution」は彼女の曲のなかで最も好きだ。どれくらい人気のある曲かわからないけれど、浜崎あゆみが唯一「カリスマ」でない曲だった気がして好きだった。

ちなみに残念なことに自分の音楽遍歴は、その後の「あゆ」とすれ違いすら起こらず、気づいたときには2020年の浜崎あゆみ(今年はまだ一度も見てないためまだ実在しない)になっていた。

---「笑いが免疫を高める」という噂を信じて、めちゃくちゃお笑い動画を探しまくった結果、最終的に真空ジェシカに落ち着いた。 https://youtu.be/ylPyS0lp_wQ


ネットワーク関連の書籍として『ネットワークがよくわかる教科書』を読み進めてみたが、もうちょっと実践しながら勉強したいなと思っていたところ、『TCP/IPネットワーク入門』という本を見つけた。まだ2割程度しか読み進めていないが、現状の自分には一番フィットした。


勉強中に流れていたのがKroi。はじめて知ったけれど、もうこんなバンドも当たり前になってきたなあ、という感じ。カッコよすぎて、ちょっと不感症になってしまってる感すらある。

https://youtu.be/74SBWybH2Eo

んで、こっちは「歌謡曲」を持ち込んだタイプ。単なる好みとして、私はこっちの国の出身である。RIP SLYMEの「SLY」とミックスしやすそうなので、もしJ-POPのDJをやることがあれば試してみましょう。

https://youtu.be/Ph1LbFurciY