子どもの話を書いてなかった。書いてない間にとんでもなく成長するのだ。昨日はふとんの上で前回りをやれたし(段差をつけて回りやすくはしてある)、今日は「いつの間にかお花が咲いてたよ」とか「牛乳がこぼれるところだった」とか言ってる。
4月に「生魚を食べれるようになった」ことを書いていたが、もうそんなのは当たり前で、最近はついに「おかずとご飯を一緒に食べると美味しい」ということを理解してきたみたいだ。これまでの経験則からハンバーグだけあげてたら「ご飯と一緒に食べたいの!」と叱られた。
プロレスは「沼にハマった」というよりは人生の一部になりつつある。自分のキャラクタを考えるにいつ冷めたっておかしくないのだけれど、刹那的だとしてものめり込んでいることは間違いない。
6.11は後楽園ホールで東京女子プロレスのSTICK OUT ‘23を観に行った。坂崎ユカ選手の負傷でマジラビが見れないのは本当に残念だったけれど、瑞希対辰巳リカ&渡辺未詩のハンディキャップマッチは十分に面白く、辰巳リカが関わる試合がぜんぶ見応えあることに気づいてしまった。初メインとなる遠藤有栖選手の気迫やセンスも見れた。
あと村田晴郎さんの実況がとにかく好きで、いまは「村田さんが実況をしているか」で団体や試合動画を選んでいるところがある。おかげでAEWにも興味がしっかり持てたし、この前のForbidden Doorも実況担当で本当によかった。
大会に戻ると、そのあと初めてサイン会にも並ぶことにした。マジラビの2人それぞれと写真を撮り、ポートレートにサインももらってきた。どちらも嬉しい瞬間(というか覚えてないレベルの体験)だったが、東京ドームのダークマッチで知れたこと、あのとき良い試合をしてくれたから東京女子にハマることができたこと、団体として素晴らしいことを短い時間で伝えられたことが本当によかった。
そして昨日7.2はスターダムのビッグマッチ『STARDOM MidSummer Champions 2023』へ、当日急に予定が空いたのですかさず行ってきた。
6.25のQQ対大江戸隊のケージマッチでボロボロに泣かされたので、その後の2組が気になったのが一番の行く理由だった。セミの中野たむ対MIRAIのワンダー・オブ・スターダム選手権試合、メインのなつぽい対安納サオリのインディアンストラップマッチどちらも記憶に残っているけれど、いちばん印象に残っているのは鹿島沙希選手の入場シーンだ。
高めに結んだポニーテールで入場した鹿島沙希の表情は、これまで見たものとはなにか違う感じがして、覚悟のようなものがうっすら見えた。田中れいなに似ている、と思ったのは自分だけだろうか。
試合は大江戸隊の妨害を何度も受けながらも、起死回生による秒殺3カウント。しかし試合後にまたも暴行を受けているところを、朱里率いるGod’s Eyeが助ける形に。このあとの鹿島沙希のコメントは、彼女にしかできないプロレスがあることをそのまま体現している。
朱里とか鹿島沙希の関係性は、直近だけ見ればコミカルであるけれど、2021.10.09のSWA世界選手権試合を思い出すことができれば、ひとつ厚みのちがう感動がある。God’s Eyeには、このとき欠場することになった小波選手も所属している。
朱里と鹿島沙希が対角に立つチャンスが少なくなることは残念だけれど、それと同じくらい楽しみもある。ハイスピードの防衛記録もふくめ、God’s Eyeのこれからの変化をたくさん見たい。