M-1アナザーストーリー
今年何度目かわからないぐらいのくら寿司へ。月に1度は行っているとチェーン店といえど店の変化がよくわかる。とくに注文して出てくる寿司ネタがどんどん凍っていく。来年にはカチカチの寿司を舐めるようになるかもしれない。レーンを回っている寿司のほうがちょうどよくなっている、という展開が始まっている。
帰りにおさるのジョージの食器と、ミッフィーとちびまる子ちゃんのコラボポーチを買って帰る。できるかぎりキャラクター物は買わないように気をつけているけれど、さすがに抵抗できずお金を払ってしまった。
久しぶりにアメフトをちゃんと観た。これまで観てなかったのは、私の人生ではじめて「グリーンベイ・パッカーズが弱い」という年だったからだ。ただ、もうほぼプレイオフは絶望的だが首の皮一枚つながっている状態で、チームがめちゃくちゃ本気で戦っているので応援する気持ちは入る。
というか2年ぐらい前まで最弱のチームたちのグループだと思われていたNFL東地区が、まさか全組プレイオフに出る可能性があることに驚く。スワローズはV2を達成するし。スポーツをサンプルにしたって、いつ何が起きてもおかしくないし、いまの当たり前は当たり前じゃない。
今年の『M-1アナザーストーリー』は、正直本大会と同じくらい「観ないと!」という雰囲気が強い。そりゃあメタな漫才でみんな笑ったのだから、アナザーストーリーでも大笑いするつもりで観ている。
ただ一番笑うところは「やっぱりウエストランドが優勝した場合の番組プランはなかったのでは」という、これまたメタ的にニヤニヤするしかなかったところだと思う。
ただ井口の人間性は本当に芸人としてカッコよいし、河本の人間性は本当に人間として共感する。M-1を観てはじめて気づいたけれど、井口はいつだって芸人として笑って終わらせるところに、その所作の硬さもふくめて美学を感じる。クセのある芸人でも、キャラ立ちした芸人でもなく、本当に真っ当な芸人だと感じた。