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東京女子プロレスのベストバウトを考えている。まず3つ選んでみようと思ったけれどまったく定まらず、結局30個ぐらいリストアップされてしまった。これだけはnoteに頑張って書き上げるつもり。

仕事はゾンビのように生きる年末。学生や新卒にアドバイスできることを思いついたのだけれど「自身が毎日同じくらいの労力をかけたいタイプか、そうでないかは考えておいたほうがいい」と思う。自分は後者で「毎日頑張る」なんてことはできない。どっかの期間でめちゃくちゃに仕事をして、その貯金で別の期間を過ごすようなことばかりしている。毎日一生懸命頑張るような業界にいたとしたら、もう何もアウトプットなんてしなかったと思う。


金曜、はじめて子どもの保育園に入らせてもらい、一緒にクリスマス会をする。

コロナ禍はさまざまなものをもたらしたが、その中でネガティブな要素をあげれば「保育園のイベントが減った」ことだった。もちろん減ったことによるポジティブな影響もあるだろうが、やっぱり第一子であれば保育園でのいろんな様子を見たかったなーというのが本音。

クリスマス会では子どもたちが歌をうたったり踊ったり劇をしてくたりした。もう最年長にあたる我が子は、カスタネットを叩きながらも途中から入室する他の子のパパに気づけば「◯◯ちゃんのパパがきてるよ!」と、カスタネットそっちのけで通知に回る。リーダーではないけれど、情報の交通整理をするような役割に見えた。

同い年の他の子どもも最初は機嫌がよかったものの、ひとつ嫌なことがあったのだろう(もらったプレゼントの色が好みでなかったらしい)、ギアが絶望モードに入ってしまって、途中から手がつけられなくなってしまっていた。ああいうときのこちらの立ち回りがいつも分からない。子どもが泣こうがどうでもいいのだけれど、どうでもいいという態度をどれくらい明確にとるべきかいつも迷う。構われたくないのは多分正解だろうが、いないものとして扱うのも変だし。みたいな感じ。これ「あるある」ですか?


12月24日。2023年の[M-1グランプリ](/tags/M-1グランプリ)は、とても期待しつつも、はじめて途中で寝てしまった。決して「つまらない」という訳じゃなくて、本当に普通に眠りこけてしまったので驚き。それも一番大事な「見え算」のところで! さや香のあのネタは睡眠導入なのかもしれない。

M-1、というかバラエティ、というかテレビに対して真剣にかじりついていたときの熱意の余りをつかった考察。ミルクボーイの優勝以降、M-1は健全な大会になったなと感じる。個人的な嗜好だけで言えば、万博のような「発明の展覧会」感がより強くても良いのだけれど、今大会は本当に見ていて清々しい。ある種本当にスポーツになったのかな。気持ちよくクリスマスイブを過ごし、気持ちよく翌日のクリスマスを迎えられる。

夜は原宿ぽむ選手のゲーム配信があったので、26時まで一緒に視聴。『ダンガンロンパ』の新作?をやっていた。途中コメント欄に荒らしが来た。懐かしい。読める日本語で荒らすのは現代的だ。はじめてブロック機能を知った。


サンタからクリスマスプレゼントが届いた。前日に相手方の友人からプレゼントを大量にもらっていたのでもう必要ないかとも思ったけれど、それとこれとは別でやはり嬉しいらしい。小さなクレーンゲームが届き、早速遊んでいる。

明日がいよいよAWS SAAの試験であることに気づく。久しぶりにダメかもしれない! 「試験勉強は楽勝」キャラで通していたんだけれど、もう昔の自分ではないかも。努力が足りないことは理解しつつも、それをカバーするだけの容量の良さはもう過去の栄光だ。大した試験じゃないけれど、それがゆえに自分の衰えをちゃんと認識する機会になりそう。裏切りたいけどさ!


実は来週に迫ったAWS SAAの模試を取り組んでいる。いまだに合格点にぜんぜん届かない。人生で初めて「試験」に負けるかもしれない。

そもそもレベルを見誤っていたというか「なんとなく理解したし、あとは暗記部分でやるかー」とか思ってたけど、暗記部分は多いし、そもそも「なんとなく理解した」じゃマズいかも、って感じ。あと4日? 気合入れてやらないと…


今日の昼頃にTwitterが使えなくなった。もちろん今後も一生使えないようであれば大変困るというか、困りはしないけど楽しさの一部はなくなるというか、みたいな感じなんだけれど、最初に心に訪れたのは「ああ、清々しい!」という清涼感だった。

これは決して私が特殊な感受性の持ち主であるわけではなく、おそらくある一定の人数はこうなったはずだ。ひとときの夢が終わったというか、楽しいことも苦しいこともそのすべてが一気に消し飛ぶこの感じ。この世の中、私の世界を覆っていた薄くて透明なヴェールが剥がれ去った瞬間だった。

そしてそれそのものが夢であることも当然理解している。しばらくして日常はすぐに再開し、また東京女子プロレスの情報を見ている。


東京女子つながりで言えば、東京女子のみんなを見ながら「自分もがんばろう」と思い、久しぶりにちゃんと身体面に気を使うようになった。ストレッチをしたり食生活を見直すぐらいだけれど。

面白いのは「かみーゆやぽむちゃんだったら、何を食べるか/食べないか」という観点がインストールされつつあることで、そのおかげで寝る前にラーメン作ったりすることはなくなった。いまはお昼の間食にドライのイチジクを食べている。人生ではじめて「食物繊維の摂取量」を計算するフェーズに入った。


最高の一日

2023/12/20

昨日は、飲みながら「豪の部屋」の甲田哲也回を視聴。マトモで、かつオタクな人である印象がさらに強くなった。過去の話も知らないものが多いし、勉強になる。

そのなかで譜久村聖の話も出ていて、どうやら卒業コンサートでフクムラダッシュがあったのだと知り、その動画を探してしまった。19:45あたりから。


配信が終わったあとはatticでマスターと喋りながら。何を聴いても最高だ。

Charの「Smoky」は以前から聴いてたような気がするが、あらためてちゃんと認識。

カルメン・マキはマジで名前しか知らなかった。コミックバンドの人かと勘違いしてたほど。この「私は風」はライブ盤だけどオリジナル版はかなり良かった。7拍子が混ぜ込まれてるんだけど、そんなの気にせず聴いてるお客さんも良かった。

五輪真弓の「煙草のけむり」。「恋人よ」しか知らなかったら、めちゃくちゃヒットした。なんなら今風じゃない? ビートが素晴らしい。


そのままゆっくり飲んでインナー方面にトランスするはずだったが、原宿ぽむ選手が#ぽすぺを配信するようだったので、急いでハイランドパーク12年のロックを飲み干してイヤホンを。「グラスを傾け」という表現があるが、ほぼ180度傾けた気がする。

結局2時手前ぐらいまで配信してくれたのだっけかな。「2とか4とか、偶数が好き」とか「先に犯人を知ってからでないとミステリは読めない」みたいな話に「そうなのか!」となれるのは、相当好きな証拠なんだなと気づいてしまった。偶数が好きだろうが奇数が好きだろうが、倒叙ものが好きだろうが、リング上の彼女の魅力は一切変わらないというのに。

あとKOHH(「KOHHくん」だってさ!)が好きだった話も聞けて楽しかった。ぽむ選手の「別角度からプロレスを成立させる」感覚はそのあたりにもルーツがあるような気がしてしまった。


というわけで、今日はそんな最高な一日の代償を支払っている。いちおう真面目にMySQL8.0のキャッチアップもして、メモも5,6個溜まったので良い一日ではあったかな。かみーゆのバックステージの翻訳も手伝えたし。

寝る前にこんな動画も見つけた。音楽以外に、人生に彩りをあたえるものがあったなんて。


朝からずっと子どもと遊ぶ。ストライダーは相当上手に乗れるようになったし、親目線では難しそうな段差も足をものすごい角度まで上げて登り切ったり、もうとてつもないな、という感じ。

夜お風呂に入れてから服を着せようとしていたら、唐突に「パパが重たいものを持っているときは、僕が手伝うよ!」と言っていた。ここ最近相手の感情を推察するようなことが増えてきた気がする。

まだときおりベビーカーを使うのだけれど、もう本当に卒業間近なんだろうな。オムツももうギリギリだろう。早く次の段階へ行ってほしいけれど、本心では「ずっと手のかかる赤ちゃんでいてほしい」のだと、一般論ではなく個人としても感じてしまっている。生まれた瞬間から、親離れより子離れのほうが重大なテーマだ(ちょっとナルシズムが強すぎるかもしれないけど)。


そういえば昨日はPrestige Wrestlingと東京女子プロレスの合同興行である「COMBAT PRINCESS USA」のPPVを視聴。配信トラブルでちゃんとは見れなかったけれど、観れた箇所はどれもとても良かった。最初からぽむぺいらー(原宿ぽむマックス・ジ・インペイラー)が観れてめちゃくちゃ豪華だったし、宮本もか選手の今後の飛躍のキッカケのひとつを観れた気がする。渡辺未詩選手が団体外の選手と試合をするのはいつもゾクゾクするし、角田奈穂選手の自信の満ち溢れっぷりは海外でも相変わらずだ。

なかでも中島翔子対タヤ・ヴァルキリーは興行中のベストバウト。今年だけではあるけれど、中島選手を観ていて興奮するのはいつもチャレンジングな試合だ。「さすがの中島選手でも太刀打ちできないのでは」という想像をしたときこそ、中島選手の輝きは一気に放たれるイメージ。怪獣と戦ってこそ「大怪獣」だ。タヤも好きになれる選手。


今日に戻って、はじめてROHのサブスクを登録して「Final Battle 2023」を視聴。ナイラ・ローズとヴァート・ビクセンのシングルがあるのを知らなかったので驚き。東京女子キッカケで知った両者が向き合っているのは、個人的にはとてもおもしろかった。マーク・ブリスコの参加したハードコアマッチも、背景は詳しく知らなかったものの感動するものがあった。

サブスクを登録するキッカケになったのは、もちろんメインイベントのアテナ対ビリー・スタークスだ。ここ数ヶ月で少しずつビリーが気になっていたのだが、この試合の煽りVで完全に好きになってしまった。

試合もとても良かった。というか、ここ最近観たビリーの試合のなかではダントツに最高。ビリーの頑張りも素晴らしかったし、なによりアテナの強さと説得力が半端なかったと思う。一発の攻撃ひとつずつが「あ、終わった」という感想を抱かせるし、その分アテナを倒せそうなときは一気にボルテージが上がる。

あと冷静に思い返していくと、あらためて「スクリーンに向けて試合をする」というプロ意識のようなものを初めて感じた。もちろん会場が盛り上がってナンボだと思うが、前に竹下幸之介選手が言っていた「(アメリカンプロレスの)体力」という言葉を思い出した。あれだけの密度と時間の試合をするのは確かに凄い。


会社の若い同僚からDMが来た。以前に仕事に関するスキルを教えてほしいと依頼が来たので、ちょっと説明したり飲み会ですこし喋ったうえで「本当に頑張るならFBするから連絡して」と言ったら、本当に連絡が来たのでビックリ。任意の宿題として計画を文章化して送ってみるように伝えていたのだが、ほぼ完璧なものが提出されてきてしまったので、何も言うことがなかった。

彼と話すなかで「1ヶ月は1日×30回ではない」という旨の内容の気づきも抽出できた。これはいずれnoteに。いつだって教えている側が最大の学習者である。


昨日は会社の同僚と飲み会。はじめてティーチャーズのハイランドクリームのハイボールやオールドパーのハイボールを飲んだはず。どっちも良かったけど、より好きなものがちゃんと見えてきたなーという感じ。そのうえで角やジムビームも美味いなとあらためて思う。

飲み会を解散したらちょうど原宿ぽむ選手のサイン会配信が始まっていたので、最高の夜中になる。深夜2時に好きなレスラーへコメント投稿するのはこんなに罪深いのかと感じた。


二日酔いになりながら仕事。

『発達障害なわたしたち』のトークライブでダ・ヴィンチ・恐山が出ていると知り、見逃し配信チケットを買って視聴する。相変わらずこのテーマで喋らせたら本当におもしろい。「おもしろい」で済まないのは承知しているつもりだけど、それでも面白がったほうがきっと正解だ。すくなくとも私はそっちの派閥。

最近仕事をしながら「素晴らしいプレーヤー・マネージャーにならなくてもよいのでは」ということをよく考えている。個人としては勝手にそう思ったり目指したりすればいいのだけれど、組織から求められるのは論理的には正しいように感じても本能的には拒否すべきなのでは、みたいな感覚。まったく正しくない考えではあるのだけれど。

寝る前にDDT平田一喜対斎藤レイを子どもと観る。さすがに子どもも覚えてきていて「この人がひらた?」「ひーらーた!」と応援してくれている。ごめんよ負けのほうが多いであろう選手を紹介してしまって。でもどの試合も楽しいはずだから。