koboriakira.com

NotionカレンダーでTaskChuteをやるようにしてみたら、少しずつ上手く回りなおした。正確には昨日の通り「積んでる」段階なので、どんな手法でも上手くいくのだけれど、その中でも「発想は外部から借り、実現の仕組みは自分で実装する」というのは初めてなので楽しく過ごせている。客観的な結果は小さいのだけれど、別に大きな結果を出せと言われたらいつでも出せるような仕組みだろう。ちょっとセルフボーストすぎるかな?

と酔っ払ってしまっているのは、「さんかく屋根のおうちへようこそ!vol.2」に行ったからだ。はじめて私服の原宿ぽむを目の当たりにして、直視できなかった。たまたま後方に座ることになって本当によかった。

ファンイベだろうが試合だろうがぽむちゃんはいつも通りで、シャッターチャンスを生み出す回数がずば抜けている。らくはんも本当に見れば見るほど素敵な人だなと思えてくる。そんな2人を支えつつ2人に支えられてもいる愛野ユキ=ユキさんも良い。つまりはこの三角関係にズブズブだということだ。

イベント後、ぽむちゃんと2shotチェキを撮ってもらう。ただでさえぎこちないポーズだが、今日はとくに! 自分のすべての身体のどれもコントロールできなかった。「今日は髪下ろしてるし、いっしょに”サラーッ”ってやろうよ」と言ってくれたのだけれど「どうやって髪ってなびかすんだっけ?」「片手でいいのか? それとも両手だっけ?」と、自分の髪があれほどまでに他者になるとは思っていなかった。それでも写ってしまえば宝物のひとつだ(結構ボヤけた2shotになったのだけれど、むしろ助かった)。


まだすこし時間があったのでSugar Townへ。ここ最近通い出したけれど、本当にレコードの種類が尋常じゃない。今日はいしだあゆみとティン・パン・アレーの『アワー・コネクション』を聴いたりした。


VSCodeにおけるPython開発の設定をSettings Reference for Pythonを見ながら実施。こういうことの積み重ねが大事であり、今日もひとつ何か学んだのだと自身を励ますために残しておく。


全力GTD

2024/11/12

先日書いた通り、その日のスケジュールをガッチリ入れてみるようにしてみた。TaskChuteの方法に戻ってきたような感じ。

やはり自分には合ってないように思うのだけれど「合ってない」と「だから上手くいかない」は関連しないのかもしれない。多少のストレスを感じながら、むしろだからこそタスクは期待通りに完了していった。体力・精神それぞれのエネルギーが尽きることを想定して午後に休憩を入れておいたのもよかった。寝不足をそこで解消している(から良くない)。

やりかたっかことも少しメモしたり、GTDのサイクルも回り直してきた。

とここまで書いて気づいてきたけれど、自分は「完璧に生きる」と「それをすべて投げ出す」がワンセットになって、その反復をやってるだけなのだなと気づいた。積み上げて壊すのが自分の人生だ。全力少年じゃん!


優河の「Petillant」が突然流れてきたことを感謝。


ナオミの夢

2024/11/11

今日は一日通して久しぶりにダメダメすぎて、メンタルもやられるような日。別に何かあったわけではなく、PCの電源が入らず、Wifiも届かず、風邪も直りきってなければ口内炎も悪化して、そもそもちゃんと眠れてないし。と本当に良いことなしの開始だった。結局夕方からギアが入っているが、それが翌日のダメさ加減につながるのだ。きっと死ぬまで同じ後悔を繰り返し、(穏便に死ねるのであれば)死ぬときはきっと午前中で「もっと昨日の夜ちゃんとしていれば」と後悔するはずだ。

仕事はめちゃくちゃ受け身。やることだけやったら、あとは頭の中は動いているものの身体が動くことはついになかった。いちばんやるべきだったタスクを後回しにして、コーディング作業だとかいつやってもよい楽しい作業だけやって時間を潰していたような気がする。


そういえば昨日寝る前に見た山下実優DDTのUNIVERSAL選手権試合が本当に感動的だったので書いておく。あの山下さんはあのリングでしか見れないので、とてもよいマッチメイクをしてもらった。

山下選手は個人的には不思議な選手で、はじめて東京女子プロレスを観たときは、実は印象に残っていなかった。「強い」ということは最初から理解できていたけれど、それはある種「新日本プロレスで十分に楽しんだ」類のものだたので、正直に言えばそれは私にとっては魅力ではなかった。

それが観始めて1年ぐらい経ち、彼女のバックグラウンドやこれまでを知ると、その「強い」というアイデンティティもかなり個性的であるのではと考えるようになった。「感動させてよ」で花火を向けられつつ、里村明衣子と真っ向勝負ができる。そんな選手は彼女の他にいない。

とくにここ最近髪色を赤に変えてからの山下選手は素晴らしく、いそいで応援タオルを買い、いつでも取り出せるように準備している。上述のベルトは今日時点ですぐに奪われてしまったが、きっと東京女子の内外でものすごい試合をこれからもするからだ。


思いつきをINBOXに突っ込みまくっていたので、整理ついでに。

・「ラッセーラ」と「うっせえわ」が同じだと直感したら、「うっせえわ」という曲。 : 田家秀樹ブログ・新・猫の散歩というブログですでに言及されていた。このテーゼが正しいかどうかはともかく、一度話してみたいなと思った。あとそこからネットサーフィンしてたらTAKUROブログという吉田拓郎のブログがあることも知って驚き。

・「本音をエンターテイメントにする」もしくは「エンターテイメントを本音にする」ジャンルが好き。一言でまとめればそういうことだと思う。プロレスとお笑い、あるいはアイドルでも舞台でも。すべての表現はこれにつながる、と言ったっていい。「本音」と書いているし、やっぱり口を使うことは重要なのかも。

・「TAKAYAMANIA EMPIRE 3」の鈴木みのる対高山善廣の興奮を書き忘れているので、せめてここで。こんな癖の人間にそのまま突き刺さる戦いだった。あれから東京女子プロレスの大会に行くたび、会場に出るころは財布に入っている小銭が空になる。


Hedva & Davidの「ナオミの夢」という曲がある。

atticで聴いて以来かなり好きなのだけれど、調べたらかなりカバーされているようだったのでメモ。ブルー・コメッツが素晴らしい。矢島美容室もいつか使いそうな予感。


高見汐珠=ウタちゃんがTiktokでかけていたIUの「dlwlrma」が最高だった。動画のSped Upも良いし、原曲も素晴らしい。他の曲はイマイチそうだなと思って聴いたらやはりそうだった。もっと聴けば、色々発見がありそう。

「ときめきトゥナイト」もなんか知ってるような知らないような、って感じだった。聴いてみたらこれも良い。Z世代みたいなこと言うけど、昔のアニソンって感じ。


ちょい早起きして東京女子プロレスの「TJPW Bright Eyes」を視聴。

第一試合。遠藤有栖&鈴芽のでいじーもんきーが第一試合に出てくると、興行の盛り上がりが格段に変わるように感じる。第四試合。他の選手もそうだけれど、瑞希のキャラクターや可愛さは日本でも世界でも変わらないことを感じた。一切のアジャストがないし、アジャストの無さがこそがみずぴょんって感じ。メインイベント。伊藤麻希が表現者として一流であることを何度知ればよいのだろうか。正確にはアニメの表現であり、必要な表現のための身体操作が完璧すぎる。ダンサーが指の先まで神経を張り巡らしているとするなら、伊藤ちゃんはむしろ逆方向の考えで、デフォルメに振り切っていることがすごいと思う。

セミファイナルは、ザラ・ザッカーと中島翔子渡辺未詩の組み合わせがとてもフレッシュで、攻防のすべてに見応えがあった。大怪獣対ザラのカードは、来年の東京女子の貴重な財産だ。未詩ちゃんのジャイアント・スイングが決まったあとの会場の盛り上がりは興行のピーク。


今日は東京女子三昧ということで、お昼は両国KFCホールで「世界を見渡すけど日本ってやっぱりすごくない!?」を観戦。大会の発表された瞬間に行くことを決意したのだけれど、それは「ここでプレ東京女子的なことをやるだろう」と予想してのことだった。しかしその予想は大きく裏切られた。良い意味でだ。

すべての試合が「いつもと同じぐらい盛り上がったか」と言われれば、そりゃあ遠征組のメンバーも見たくなる。しかし動きや攻防はともかく、どの試合もそれぞれの個性や感情が出ているから試合に入り込める。とくにらく鈴木志乃高見汐珠のアップアップガールズ(プロレス)メンバーは本当にすごいと思う。今日をふくめ、彼女たちの試合を見て「何もなかったな」と思ったことが無い。とくに今日はらくはんの試合もそうだし、締めのマイクに笑ったり愛おしむべきなんだろうけど、ちょっと泣いてしまった(「東京女子プロレスが宇宙人にも知ってもらえるように、(相手チームを見て)今日は敵だったけどこれからも頑張りましょう〜」って書き出してみたけど、文字だと単なるトンチキだ! でもそれが彼女の言葉として出てくると感動するのよ本当に)。

そしてその頂点にいるのが原宿ぽむであり、最推し(?)である前提を取っ払ってもこの結論は変わらないと思う。

ぽむちゃんが入場してから退場するまで、見逃してよい瞬間はないし、入り込めば入り込んだ分だけのリターンが必ずある。忘れないように具体例も挙げておこう。水波綾=アニキの入場曲がかかった瞬間の踵の返し方(このときのアニキコールは大会のピークのひとつだ)、リングから逃亡したあとの連れ戻され方、どちらも涙が出るほど素晴らしい。他にはWRESTLE UNIVERSEのコメント欄に「ウナギアタックは効かなかったあともウナギだったのが良かった」とあったが、まったくもってその通りだと思う。あとはアニキが連続チョップ中に天へ投げキッスをしたとき、その行方を追って見上げている間に最後のチョップを食らっているところとか。

ぽむちゃんの試合やその他の配信を見て感じるのは、彼女のその感受性や反応が彼女の内から本当に生まれているということだ。いったん東京女子の世界観から抜け出すが、原宿ぽむの「永遠の3歳児」という”設定”は「ああー、そういうキャラクターなのね。だからポストが平仮名なんだ」とか「そろそろデビュー6年ですけど、まだ3歳なんですね笑」みたいなパターンや、あるいは「もうここまで来たら素なのかキャラクターなのか分からないですね笑」というパターンでもない。本当に永遠の3歳児なのだ。周りが鼻で笑いもしないぐらい荒唐無稽なウソだと思わせておいて実際は本当だった、というのが正解だ。昔水ダウでやってたホントドッキリに近い構造だと思う。

配信もほぼすべて見るしファンイベントも行けるものは全部行きたいと思っているので、単なる「好きな選手」の枠からは桁外れに逸れているけれど、仮に私がプロレスに興味がなくて単なるお笑いと音楽好きだったとしても、彼女の試合を見たときに「これはすごい人だ」ぐらいは感じ取れるはずだ。


やっぱりブログを書かないと、と思って、とりあえず今日のことを書いている。過ぎた日を振り返れなかった後悔より、今を振り返れない後悔をまず消すべきだ。わかってるんだけど、どうしても難しいんだよなー。

夜はひたすら散歩。なんとなく「1万歩ぐらいは歩かないと」という直感で、歩きながらINBOXを整理をやり、バーミヤンで半額のビールを飲み、ルーティンワークの各ステップを計測して次回に活かすことにして、このブログを書き終わったところ。もしかしたら「スケジュールをパンパンに詰めたほうが今は向いてるんじゃないか?」と思ったので、明日のスケジュールを遊びはもたせつつもバチッと決めたら寝る。


気づいたら1ヶ月も書き漏れていた。

書きたい(というか残したい)ことは多くあれど、そのひとつひとつはほんの小さなことなのだ。集積になってはじめて「書くべきだった」と気づく。齢35にもなってそれは知っているから書こうとするのだけれど、「水は下に流れる」だっけ? 子どもを寝かしているうちに寝落ちしたり、近くで飲んで喋ったりしているうちに1ヶ月なんてとうに過ぎてしまう。

いまのキーパンチも「さすがに書くか!」と思い立って、とりあえず打っている。いつもは「書きたいことが明確になったら書こう」みたいにしているからダメなのだ。桜井政博さんよろしく「とにかくやれ!」という言葉があらためて胸にひびく。書いていない間にYouTubeは最終回を迎えてたよ!


この1ヶ月でかなり変化があったのは、やはり東京女子プロレスがらみで、現チャンピオンの渡辺未詩選手の連日配信をほぼ欠かさず観ていることだ。「単純接触効果だよ」と言われればそれまでだが、配信を観るたびに好きになっている。新サービスのユニバースキャスができたおかげで、東京女子にさらに一歩深くハマりつつある。

今日は連続配信の記念すべき30回目で、入国審査の話やディズニーの話が面白かった。コロナ空けにディズニーへ行ったとき、スタッフたちが手持ちの旗で作ったアーチをくぐったときの多幸感について話していたとき、まったく同じ気持ちを東京女子のリング上で私は感じていることを認識した。「ディズニーもしくはエレクトリカルパレードになる」とよく言っているが、だとしたらもうその目標はクリアしていると思いますよ。


そういえばここ3,4ヶ月ぐらい「23時ぐらいに寝てもかならず27時ぐらいに起きてしまう」という悩みがある。さすがにマズい気がしてきたので、ちょっとだけ暮らしを変えたり薬の力を借りることにする(昨日はさっそく少し寝れた)。

思えば10年以上前にも不眠になったことがあった。そのときは「眠れたけどすぐ起きてしまう」ということはなかったもんなあ。このブログは2013年以降の記事しかないし、昔の消えてしまったブログを探さないと。その頃の記事には不眠の原因や、そのときを笑い飛ばしている自身がまだ生きているはずだ。


仕事はいつも通りに。今週はひさしぶりにコードを触ることになりそう。書きながらテストの勘所や小さなリリースのイメージが前よりも明確に浮かんできた気がする。


最後に。たかが日記だけどテキストを書いてない人間の文章力なんてこんなもんだ。悲しい…。筋トレのように、もっと毎日書いておけばよかった!(笑)


20日も経過すればいろいろある。子どもが「ろんぽす」の立体図を完成させるのを目の当たりにしたり、運動会で恥ずかしがりながらダンスを拒否したり、なぞなぞを出してくれたりしている。

その中でも最近になってやっと近場の飲み屋のネットワークに精通しはじめてきたのが個人的なトピックであろう。もちろん「この街のことなら俺に聞け」なんて言うつもりはない。むしろ「こんな狭い世界なのにローカルネットワークが複数存在するのだ」ということを身体的に知ったことが素晴らしいのだ。「知れば知るほど、知らないことが増える」というテーゼはどの世界でも通用する。

たとえば最寄り駅のミュージックバーはすべて通うことになった。もちろんそれぞれのマスターが素晴らしいことが前提だが、私の「人たらし」としての才能をあらためて感じる。その世界における教養と、アメトーークに代表される芸人の振舞いと、そのふたつに対する謙虚さを持った結果、ほどよくつまらない人間になれることができる。前述の表現は正しくないが、口頭で喋る時間をもらえるなら、本当にお金のとれるプレゼンができるだろう。


とりあえず軽く振り返っておきたいのはNFLグリーンベイ・パッカーズだ。今のところ、ジョーダン・ラブが先発して2敗。控えのマリク・ウィリスが先発して2勝。という実績がとにかくよくない。相手のレベルはあれど、やはりラブで先発して勝つ姿が見たいよ!


9.22は東京女子プロレスのWRESTLE PRINCESS 5。あらためてどのカードも素晴らしかった。東京女子の魅力のひとつとして選手たちとの近さがあるが、それを差し引いても(というかさすがにこんなブログは読まないので)本当に正直にすべて書くと、第1試合からメインイベントまですべてにテーマが設定されており、期待を満たしたり裏切られたり、つまりは最高だったことは残しておきたい。

推しの筆頭である原宿ぽむ、つまりぽむちゃんはマックス・ジ・インペイラーアジャコングとタッグを組んだ。これは絶対に見に行くべきだと思い、ギリギリでチケットを確保して最後方から見守った。ご本人は二度とやりたくないと言っていたが、毎年の風物詩になるべきだと思う。サイン会で本人にも言えるのが素晴らしい。他団体をくさすのはご法度だけれどそれを匂わせてしまうことになるが、見に行くたびに違う景色を見せてくれるのはぽむちゃんと東京女子プロレスだけだ。

そして辰巳リカ渡辺未詩の(もしかしたら旧)白昼夢に対する愛が止まらないことに気づきつづある。とくにリカさんははじめて「俺だけは彼女の魅力を理解している」と思わせるような魅力を感じ(これが批評性を失うとガチ恋になるのだろう。なれればどれだけ幸せだろうか)、いま彼女がたたんでパッキングしたTシャツを着ていることすら運命に感じてしまう。

前述の未詩選手と水波綾のプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合は心が震えた。とくにリバースのティアドロップが出た瞬間。もうこの人から白いベルトを奪う選手はいないだろうという確信を持ったぐらいだ。里村明衣子なら奪えるか? いやそれすら真っ向勝負で退けてしまうだろう。


そうだ。ぽむちゃんとらく選手がタイのSETUPに遠征したことも覚えておこう。

この二人の功績というか仕事っぷりは相当すごい。ヘラヘラ見ている人は正しい鑑賞態度であるが、正直もう自分は誤った態度、つまり感動してしまってばかりだ。伊藤麻希=伊藤ちゃんや上福ゆき=かみーゆを見ても思うが、東京女子を見て真っ先に思うのは「ちゃんと自分の仕事に誇りを持って、自分にしかできないバリューを発揮しよう」ということである。スキルアップは必要だけれど、それとは別にあなたが過ごした人生そのものに価値があるのだ。彼女たちの一挙一動からその瞬間を見た途端、私は泣いてしまう。


Kobori Akira

IT業界の社会人。最近はプロレスと音楽の話題が多め。
読む価値のある記事は Qiitanote に投稿します。
過去人気だったブログ記事はこちらから。